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可愛ければ可愛いほどに

とうとう今週も月曜日が始まってしまいまして、いつも言っている事ではあるのですが週末のお休みで息子を可愛い可愛いと思えば思うほどお仕事に行くのが辛くなってしまうのです。

思い返せば昨日の夜も可愛い可愛い息子でした。
昨日は晩ごはんを家族皆で食べることにして、お父さんがシチューを作ったのです。

皆でお昼寝をしてお父さんだけが少し早めに起きて、ひっそりと寝室を抜け出して調理の準備をしていたのです。
そんな時に2階の寝室から息子の泣き声が。
寝室にはお母さんもいるのですが、
「おとはん、おとはーん!」
と泣きながらお父さんを探し求めているのです。

昨日は日中一緒にお散歩をして楽しかったのでしょうか、家に帰ってきてからもベッタリで。
お昼寝も一緒のお布団で。
ですが目覚めた時にはお父さんがいなかったので寂しくなってしまったのでしょう。
普段はお母さんの特権みたいなものですが、たまにはお父さんもこういった役得があるのが良いですね。

そんな訳で目覚めた息子とお母さんがリビングに降りて来まして、キッチンにいるお父さんを見つけた途端に笑顔で駆け寄ってくるのです。
可愛くない訳が無いのです。

そして息子に
「今日はシチュー皆で食べようね」
と伝えたところ嬉しくなってしまったのか。
リビングの椅子に立ってキッチンの方を覗き込んでは
「しちゅー、みーんな、たべるー?」
と何度も何度も聞いてくる息子。

その後もお母さんから
「邪魔しちゃだめよー」
と何度もリビングに連行されプラレールでの遊びに誘われるのですが、しばらくするとまたキッチンの方へ近付いてきては
「ごはん!みーんな、しちゅー!」
と嬉しそうにしてくれるのです。

普段は朝ごはんとお昼ごはんはお母さんと一緒に食べていて、晩ごはんは早めに息子1人で食べるのです。
ですのでお休みの日には朝とお昼を一緒に食べるのですが、晩ごはんはお休みの日も基本息子は1人で。

それが皆で3食食べられるのが嬉しくてしかたないのか、ずっとキッチンを覗き込んでは何度もごはんの事を聞いてくるのです。
「みるだーけ!」
と何度も息子が自分で呟きながらニコニコとお父さんの作るシチューを見ているのです。

そうして待ち望んだ晩ごはんの時も
「おかはんしちゅー!おとはんしちゅー!ぼくしちゅー!みーんなしちゅー!」
普段一心不乱にごはんに向き合う息子が何度も何度も繰り返すので、全然食事が進まないのです。

普段なら食べるのが遅いと面倒なのですが、昨日ばかりは微笑ましく見ていられました。
「あしたも、みーんなしちゅー!」
そんな事を寝る間際まで呟いていて大変可愛らしかったのです。

そんなスーパー可愛い息子を週末に見てしまったものですから、今日からの1週間の寂しさに果たしてお父さんは耐えられるのか。

っていうお話。

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