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晩ごはんは家族みんなで

この間の日曜日に家族みんなで晩ごはんを食べて本当に嬉しそうだった息子。
その翌日の月曜日もお父さんが定時でしっかりお仕事を終えられたので、早めに帰宅。
そして、前日のシチューも残っていましたので月曜日もみんなで晩ごはん。

その日も息子はニコニコで
「みんな、ごはんいっしょ!うれしいねー」
とお母さんとお父さんに何度も発表してくれたのです。
お父さんも早く帰れる時はこうして一緒に晩ごはん食べるスケジュールも良いな、なんて思っていたのです。

そして昨日火曜日。
お仕事が長引いてしまい、一緒に晩ごはんを食べることが出来なかったのです。
お父さんが帰ってきた頃にはお風呂から上がったタイミングだったようで、寒いのに全裸で玄関にお出迎えにきてくれました。

みんなで晩ごはんを食べられなかったので落ち込んでいたりしないかな、と思っていたのですが杞憂だったようです。
落ち込んでいる子は全裸で玄関に来たりはしませんから。

と、思っていたのですが後々お母さんに聞いたところ。
朝起きた時からみんなで晩ごはんを楽しみにしていたようで。
「また、みーんな、しちゅーしよねー!」
と事あるごとにお母さんに言っていたようです。

息子には申し訳ないのですがシチューは月曜日で食べ終わっていますし、お父さんはその日帰るのが遅くなることが既に決まっていた日なのです。
お母さんもシチューが残っていない事やお父さんが遅くなるからみんなで晩ごはんが出来ないことは伝えていたようなのですが。

まだ息子には何がどうしてダメなのかイマイチわからないみたいですので、その後も何度もお母さんに晩ごはんの話しをしていたそうです。

それほどまでに楽しみにしている息子を不憫に思ったのか、その日は息子の好きな海苔ごはんを作ってあげたり食後に大好きな柿を食べさせてあげたりしてくれたのです。

そのフォローのおかげで楽しみにしていた晩ごはんの時間を過ごす事は出来なかったものの、悲しんだり落ち込んだりせず。
お父さんの帰宅を丸出しで迎えるくらいのテンションに持ち込んでくれたのです。

お母さんのフォローに感謝感謝しつつも、そんな話を聞いてしまってはお父さんも動かずにはいられません。
みんなで晩ごはんを食べるために必要なことは2つで。

まず、帰宅時間を早める。
次に晩ごはんの支度を早く済ませられるようにする必要があるのです。
お父さんが帰って1から支度をしていては間に合いませんので。

結果どうするかというと、平日の深夜11時に豚汁の作り置きを始めることにしたのでした。
作り置きの豚汁を温めて前日の残りでも並べれば充分ちゃんとした晩ごはんになりますので。

息子が喜んでくれるから、と明日も仕事なのに夜中に豚汁を作り始める。
そんな自分がちょっと好きだったりするお父さんなのでした。

みんなで晩ごはんを食べる為に奮闘している。
っていうお話。

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