メランコリック父さん
そんな気持ちになる時もあるっていうだけのお話なのですが。
たまには弱気な事も吐き出しておかないと、パンクしちゃうかな。とか思ってみる訳です。
とは言っても息子の面倒をみるのが辛いとか、お母さんとの意思の疎通でギクシャクしているとかでは無いのです。
むしろ逆まであります。
働く親にとって子どもと過ごす時間は限られている訳で、休日というのは本当に貴重な家族と過ごす時間なのです。
毎日毎日、仕事を頑張っているのはお休みの時間を楽しく過ごす為みたいな所があります。
今回のお休みだって、車検直後の車がレッカーされてみたりお買い物中にグズりまくる息子のご機嫌を取り続ける休日ではありましたが、それでもとても楽しい幸せな時間です。
息子も朝からお父さんがいる事で、普段より遥かに楽しそうでテンションが高いとお母さんからお墨付きを頂いています。
そんな風に息子が喜んでくれれば喜んでくれる程に、楽しそうに過ごしてくれればくれる程。
お父さんの心は重たくなっていくのです。
あぁ、こんなに嬉しそうに楽しそうにしてくれているのに後数時間もすればこの子を置いて家を出なければいけないのか。
そんな風に考えてしまうのです。
お父さんがいないならばいないで息子はお母さんと楽しく過ごしてくれて、仕事終わりのお父さんと少し遊んで満足する1日を送るのです。
むしろ依存してしまっているのはお父さんの方なのでは無いか?
息子が産まれてから、お母さん共々に趣味や自分の事に割く時間が無くなっています。
当然、自分の子どもですから自分より全てにおいて優先するべきではあるのです。
でも、今のお父さんは仕事と家族で過ごす休日しか存在していない訳です。
お父さんもそれで良いと思っていますし、世の中の親達は大体そうでしょう。
だからこそ、お休みの日が終わりに近づいてくると憂鬱になるのです。
まぁ、単純にお父さんが労働を嫌っているのもあるのですが。
息子と過ごす時間が楽しすぎて、幸せ一杯な分終わりが近づくと悲しくなってしまいます。
こんなにも息子が喜んでくれている時間を無くしてまで働きに行かないと行けないのか?
と弱気が出てきてしまいます。
月曜日の仕事終わりは息子がすごく喜んでくれるのです。
帰ってきた!と嬉しそうにしているのがお父さんからでも分かります。
その姿を見る度に、少し心を痛めてみたり。
理想ばかりを言ってはいられませんから、仕事には行きます。
お金を稼いで家族で安心して暮らせる為に頑張らないといけません。
それでも、この憂鬱な気分は消えてくれません。
木曜日の夕方くらいまでは。
金曜日の朝には、よっしゃ終わるぞ!と強気になるのですが。
世界中で同じ思いをしている人は沢山いるでしょうし、本気で仕事を辞めて家に常駐するんだ!とも思っていません。
ちょっとだけ、こんな気持ちになってしまっていることを吐き出したいなぁ。
っていうお話。
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