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深夜のケーキ作り大作戦


今年のクリスマスケーキはお父さんの手作りです
連勤の合間の深夜に作る事を、数日前に記事にしたのですが、かねてより決めていました。
とはいえ年末の仕事は待ってはくれませんし、量も平時に比べると大変多い。と言ったとこほでしょうか。

正直、何度も「今年はいいんじゃないか?」とやめようとしたか分からないくらいには大変な週でしたので。
お父さんとお母さん用のケーキは職場の付き合いの関係で用意する必要なく頂けたのですが、息子のケーキです。
もし今年のクリスマスの事を覚えていて、何も無かった日。と記憶してしまうと寂しいな。
そう思い計画に至ったケーキ手作り大作戦なのですが、いかんせん年末はしんどい。

しかも仕事の都合で夜に作るしか時間がなかったのです。
今年の自分の計画性の無さを呪いながらも
今年は「息子ファースト」を目標に1年を過ごして来た訳ですから。
もう、やるしかない!と決意。

ケーキ作りを開始したのは深夜11時45分。

子どもが食べられる手作りケーキセットを開封するのです。
スポンジ作成の粉とクリーム作成の粉。
そしてケーキの型。
計量カップやボウルも用意して、気合イッパツ。
最初のスポンジに取り掛かります。

開始3分でイヤになってきたのです。
ケーキの型の中に粉と牛乳を流し込み、スプーンで混ぜ合わせるのですがコレが中々手間取ります。
ダマが消えるように何度も丁寧に混ぜるのですが
「コレでいいか?」とゴールが分からず混ぜ続ける。キリがありません。
普通にホットケーキを作る時と変わらないハズなのですが、気負っているのかもっと丁寧に!と混ぜ続けるのです。

その後、レンジで加熱するのですが。
先ほどの頑張りは何だったのか?と思う程度に膨らみの仕方にムラがあったのです。
コレは台形では?と思う角度。
ですが焼きあがったものは仕方ないので続行。

続いてはクリーム作りです。
ボウルに粉と牛乳を混ぜ合わせ、ひたすら混ぜる
ひたすらひたすら混ぜる。
ふと時計を見ると、すっかり日付は変わっておりますので。
少し切ない気分になりながらも混ぜ続けツノが立つようになったので、終了。

最後にクリームをスポンジに塗り、デコレーションをするのです。
コレがやっぱり1番難しい。
お菓子作りが上手な人は本当に尊敬します。
スポンジにクリームを塗るのは素人には難しくないですか?
ムラが出来ずに綺麗に塗ろうとしても、どうしても均一にならずに微調整が一生終わらない。

今回は息子の為のケーキなのでひたすら時間をかけて、ほんの少しでも見た目が綺麗になるように。
もうこの辺で切り上げるか、と終わった時間が
深夜1時前。明日も仕事。
それでも息子が喜んでくれるなら!
と完成したケーキを見てホッコリするのです。

クリームが少し余ったので味見。
フッツーに甘いクリーム。
大人が食べるのと同じくらい?
コレならお父さんお母さんと同じケーキ食べても全然問題無いんじゃないの?
と思いつつも。

息子の為に作ったケーキに意味があるのよ!
と、自分に言い聞かせて。
台所のお片付けが終わる頃には深夜2時が近づいてきているのです。
明日の仕事と息子の反応に思いを馳せつつ、眠りにつくのです。

そんなお父さんのクリスマスのお話。

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