おもちゃを無限に買ってあげたい
世の中には数えきれないほどのおもちゃがあるのです。
もちろん息子が気になるおもちゃもあれば、全然いらないおもちゃもあります。
お父さんとしては無限におもちゃを与えてあげたいのですが、そうもいきません。
家庭の財源には限界がありますし、新しいおもちゃも無限に増えていく訳です。
家のスペースにも限界があります。
そんな中でのおもちゃの取捨選択は難しいものです。
最近息子はお母さんと児童館へ行ったり、お出かけした先で他の子が持っているおもちゃをジッと見ている事があります。
お母さん曰く、児童館で他の子が遊んでいるおもちゃをジッと見ている事があっても近づいたり、おもちゃがフリーになっても遊ぶことは無いのです。
しかし、物欲しそうな空気はある。
そんな姿や話を聞くと、お父さんは胸がキュっと締め付けられるのです。
以前にも公園の砂場で姉妹が遊んでいる砂場セットを見つめている事がありました。
姉妹のお母さんが「使っていいよ」と、差し出してくれても手に取らずに見ているのです。
その姿を見て、お父さんは翌週すぐに砂場セットを与えました。
おもちゃに関してもそうなのです。
アンパンマンのぬいぐるみを持っている子どもを羨ましそうに見ている息子をみると、アンパンマンの抱き枕を与え。
買い物している時に車のおもちゃをジッと見ていると、買っちゃおう!となってしまい。
お母さん判定では甘々のお父さんらしいです。
コレは正直なところ、息子可愛い!だけでやっているのでは無いのです。
僕自身があまり何かを買い与えられる事が無かったので、どのくらいおもちゃを与えるのが適正なのかがわからないのです。
欲しいものが手に入らない経験もきっと必要なのでしょうが、それよりもお父さんは寂しい思いで何かを見つめる。
そんな思いをしてほしくないのです。
手に入らない経験は道理がわかるようになり、自分で心の整理がつくようになってからでもいいんじゃないかな、と。
しかし、お父さんの気持ちとは裏腹に息子には無限に欲しい物が生まれるのでしょう。
成長と共に欲しい物も変わり、飽きてしまうこともあるのでしょう。
そして、それより先にお父さんのお財布の限界が来るのでしょう。
与えてあげられる物には限界があるのです。
そんな中で手に入れられるおもちゃの1つ1つに思い入れを持ってほしいのです。
その為には持っているおもちゃで息子といっぱい遊ぶべきなのかな、と。
息子の記憶に
「このおもちゃ楽しい」と残るように。
遊ばなくなってからも
「このおもちゃでお父さんやお母さんにたくさん遊んでもらったな」
と思えるように。
与えられるおもちゃには限界があります。
でもそのおもちゃでお父さんは息子といくらでも遊べるのです。
与えられる思いに限界はないのですから。
と、綺麗な事をいいつつも。
ボロボロに噛みちぎられた柔らかブロックを見ると「もうおもちゃ買わなくていいかな?」なんて思ってしまうのです。
そんなお話。
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