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うーわ!うーわ!

息子の動物鳴き真似シリーズが少しずつ増えてきていまして、以前はワンワンニャーニャー拙いガオガオくらいのものだったのですが。
最近は息子もよく喋る様になりまして、まだまだ意味のある言葉レパートリーは増えていないのですが以前よりもお喋りや発語に積極的になったのかな、と。

そんな一連の成長の中で増えてきている鳴き真似シリーズなのですが。
もぉもぉ。
ひひ。
めーめー。
などなど。

上から順に牛さん、馬さん、羊さんなのですが少し舌ったらずになってしまうのがまたカワイイポイントなのです。
そして息子のお気に入りは馬さんのいななきでして。
馬の人形を手に持っては、ひひ。ひひ。とお父さんやお母さんにお伝えしてくるのです。

音の響きが面白いのかな、と思っていましたがどうやら馬自体が少し好きなようで。
動物図鑑や絵本で馬を指差しては
「うーわ、うーわ」と言っています。

う、を上手に言えますし、ま、はまんまなどでしょっちゅう口にしているので「うま」の音は出せるはずなのに何故か「うま」ではなく「うーわ」と言ってしまうのは音の繋ぎが難しいからなのでしょうか?

そんな馬が好きなのでは?と疑惑のある息子ですが、馬さんごっこも大好きなようで。
お父さんに四つん這いになってくれ、と要求しその体をよじ登って跨り喜ぶのです。
カワイイものではありますが、あくまでお父さんの体力がある時にできる事。

それを息子は理解していないのです。
ふと、お馬さんごっこをしたくなった時にはお父さんがどの様な状態であろうと愛馬のセッティングに移るのです。

仕事から帰ってきたばかりでも、ソファでくつろいでいる時でも。
仕事中に思い切り捻挫をしてしまい湿布を貼ろうとしている時でも、腰痛が出てしまい歩くだけでちょっと痛さを感じる時でも。

どんな時でも息子が乗馬したくなった時にはお父さんはリビングで四つん這いになり息子を背に乗せてパッカラパッカラしなければならないのです。

息子がこちらの疲労を考慮出来ないのは今に始まったことではありませんし、分からなくて当然なのですが。
お父さんもたまには勘弁してくれ、となる時はあるのです。

今日は無し!いや!
と伝えると息子は泣きながら
「うーわ!うーわ!」と叫ぶのです。
可哀想とか腹が立ってくる、なんてことは思わないのですがカワイイなぁ、と。

そう思ってしまいどんな状況でも四つん這いになってしまうお父さんは、やはり息子を甘やかし過ぎなのでしょうか。

その結果日に日に体の痛む部分が増えてきているのですが、必要経費。
きっと今日か明日にでも息子の
「うわうわ」コールが始まるのです。

お父さんがうーわ!をしなくてよくなる日はまだまだ先なのかな、と。
幸せと息子の重みと体の痛みを同時に感じるのでした。

っていうお話。

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