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今日はお休みの日?

最近のところお父さんは朝の出勤準備の際に息子を起こさずに寝室を出ることに成功し続けているのです。
ですので息子は目が覚めたらお父さんがおらずお母さんと2人きりという状況。
そんな中で息子はお父さんがお仕事に行っているのを理解している、という事が本日発覚しました。

正確には本当に理解しているかは不明なのですが、おそらくそうであろう、という事が起こったのです。
本日は土曜日ですが、お父さんはお仕事に行かなければいけなかったのです。
息子にとっては数日間、朝にお父さんの姿を見なければお仕事に行っているという認識。
そんなお父さんが、今日はリビングにいた訳ですので。

息子からしてみれば
「お父さんがいる!」
「お仕事じゃない!」
「一緒に遊べる!」
的な感じになっているのでしょう。

現実はお父さんはお仕事で、息子が早起きしただけなのですが。
お弁当を作っているお父さんを、こっちに来て!とキッチンから引きずり出してテレビの前に手を引いて連行されるのです。
座って!とその場で足を掴まれるのですが、いけません。
お父さんはお仕事に持って行くお弁当の準備をしなければならないのです。

キッチンに戻ろうとすると怒りながらもう1度手を引きテレビの前に連れ戻そうとするのです。
そんな息子の相手をしてあげたいのですが心を鬼にして出勤の準備。
お弁当を作り終えリビングを通過して、次の準備に取り掛かろうとするのです、が。
その道中でまたしても息子に捕まってしまいます。

今日はお家にお父さんがいる日だから息子は遊んでもらいたいのです。
そんな息子を尻目にクローゼットから仕事の制服を取り出すのです。
息子はその姿を見てとうとう愚図り出してしまいます、行っちゃうの?と。
その服を着るとお父さんはいなくなる、と思っているのでしょう。

着替えている間も足下に纏わりついて、フゥンフゥンと愚図りながら唸っているのです。
これが息子なりの「行かないで」なのだとすると愛らしくてたまりません。

目が覚めてリビングに降りてきたらお父さんがいて、息子は嬉しかったのでしょう。
お休みだと思ってウキウキでお父さんをテレビの前に連行していたのでしょう。
そんなお父さんがあまり相手してくれないで、お仕事の服に着替えている姿を見て悲しくなってしまったのでしょう。

そんな息子をどうして置いていかないといけないのか。
どうして土曜日なのに仕事に行かなければいけないのか。

明日はお休みの日ではありますが、やる事がたくさんあります。
それでも可能な時間全てを息子に捧げたいと思っているのです。
1週間で一緒に過ごせる時間は寝ている時間を除けば、12時間もありません。

息子もそうやって、一緒に過ごせる時間が少ないのを寂しがっているのかもしれません。
だからこそ、今日は嬉しくて何度も手を引いてきたのかもしれません。

やっぱりそう考えると明日はたくさん遊んであげないと、と思うのです。

明日が楽しみなお父さんのお話。

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