見出し画像

大好き故に怒られる

今日も目覚めと共にテンションの高い息子ちゃん。
朝起きた段階でお父さんがいるということはお休みでいっぱい遊んでもらえる!と思考回路が出来上がっているのか。
寝室からリビングへ行く時には既にウキウキで階段を降りていくのです。

リビングに着くなり、今日はあまり絵本のテンションでは無かったのかおままごとセットを引っ張りだしてきて何度も何度も野菜を切り続けるという朝でした。
切りまくった野菜を鍋にいれて
「じゅーじゅー」と呟くのです。

それだけで楽しんでくれていれば良いのですが、嬉しい息子は事あるごとに抱っこをせがんできます。
すぐに足元に抱きついては手を伸ばして、用事をする為に立ち上がる度に行かないで欲しいのか泣きながら抱きついてくるのです。

とても可愛いし、普段なら嬉しいのですが今日は連休の3日目ですので。
この3日の間でずっとこの調子ですとお父さんも少し疲れてしまいます。
ちょっと待ってね。
と言っても「ふぇーん」とグズグズするのでトイレに行くことすらままならないのです。

お母さんと遊んでて!と言っても離れずに泣く息子。
仕方ないので、ちょっと落ち着くまで抱っこしてあげてお母さんにパス。
お母さんに渡った後も部屋から出ようとすると怒ったり泣いたり。
お父さんもさすがに「しつこいよ!」と言うと泣きながらお母さんの所へ行くのです。

少しの罪悪感を胸に抱きながらトイレに行ったり、台所で洗い物をしたり。
ちょっとしたお買い物に出かけて、レジの清算をする間にお母さんと一緒に離れていてもらっている間もお父さんが見えない距離まで行くと泣き出すのです。

この子お父さんのこと大好きだな。
と嬉しくなりつつも、ずっとコレでは困ってしまいます。
夕方にお散歩に出かけた時も、息子は走って先に行くのですがすぐに振り返り離れた場所にいるとしゃがみ込んで泣いてしまったり。と。
普段はもっと沢山お母さんと歩いているはずなのに、抱っこして!と歩くのを拒否してみたり。

甘えたい時に甘えられるのは良い事ではあると思いますが、甘えたさが先行してしまいお父さんやお母さんを困らせてしまうのは注意しないといけません。
少しでも気に入らないと泣いて自分の要求をしてしまうのは悪くは無いのですが、お父さんお母さん以外にも通用すると思ってしまってもいけませんし。

悩むところではありますが、あまりにしつこい時はお父さんは叱るようにしているのです。
息子本人も「しつこいよ」と言われると、理解しているのかその段階で諦めて大人しくするのです。

そんな風に考えていても、お父さんがいるのが嬉しくて普段より甘えんぼしてしまっているのならしつこい!と切るのはかわいそうな気がしてしまいます。

正解がない事なのでお休みの度にいつもこの悩みで心が揺さぶられて、少し苦しいのです。

そんなお話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?