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大きな買い物を決断するきっかけは息子

先日旅行に行ったばかりで、またしてもお金の飛んでいく話になるのです。
息子が産まれてから細やかな出費はもちろんの事ですが大きな出費や大きな買い物というのも劇的に増えてきた訳で。

直近で言うと住宅購入。
人生においてこれ以上の大きな買い物はないよな、と思うほど。
それでも一般的なお家ですし注文住宅でもないのでいくらかお安くなっています。
決め手は結局タイミングと「どうにでもなれ」みたいなヤケクソ感だと思います。

そうでなければ普通のサラリーマンのお父さんには荷が重すぎるものでして。
それが去年の春先の事で、今回は車の買い替えと来たもんです。
2016年に中古でホンダのザッツという軽自動車を通勤用に購入し、自分1人と当時彼女だった現お母さんしか乗らないから。と。

特に何も拘らずにパッと買って今年まで乗り続けてきた車。
走行距離も当然ですが、様々な場所にガタが来ていて故障とまではいきませんが時折不安になってしまう車。
購入した時点で生産から10年近くが経っており、購入直後に生産終了が発表された我が家の愛車です。

まだまだこの軽自動車で余裕っしょ!
なんて思って乗り続けていた愛着のある我が家の愛車ですが、いかんせん息子が産まれてから全然余裕じゃない訳で。
やはりチャイルドシートを付けて荷物を積もう物なら窮屈一点絞りですし、何よりも息子とお母さんを乗せている時に走行不良が起こるのが怖くて仕方なくなりました。

実際に何か問題が出たのは1度だけなのでそこまで不安に思う必要も無いのでは?
もう数年粘れるのでは?
と誤魔化し誤魔化しやってきていたのですが、とうとう買い替えを決意しまして。

自動車税も年式が古いので軽自動車税の旨みもありませんし、タイミングベルトもやべぇな、と。
エアコンの排水ホースもやべぇしとんでもないキュル音がなることもありまして。
いよいよ乗り換える車を選ぶ日が来たのです。

そんな訳で乗りたい車種もなく、相変わらず車にこだわりの無いお父さんは家族皆で中古車センターへ赴くのでした。
新車と迷いましたがまぁ良いだろう、と。

今回はせめてものサイズがコンパクトカーで買ったとしてもミニバンくらいと決めていたので事前にある程度絞れていたのが大きかったです。
現地での車体や内装確認。
もちろん車大好きな息子のテンションは留まる所を知らずに上がりっぱなし。

お父さんは割と即断即決する方なので本日中に購入する車を決定したのです。
息子を連れての車屋さんは、以前1人で車を買った時と見え方が全然違いました。

まずはキッズスペースの充実。
店内に広くスペースを取り、室内用のアスレチックやキッズアニメを垂れ流すそこそこ大きなモニター。
簡易的なボールプールの用意までされているのです。
それでも子どもを見るのは大変なものですが、これだけの設備があるのと無いのでは大違いですから。

商談中に息子を見てくれていたお母さんもかなり助かったとの事です。
欠点といえばキッズスペースが楽しい上に大好きな車が沢山陳列されている、息子にとって夢のような施設から帰りたがらないくらいでしょうか。

購入からローン審査に納車までの段取りを確認していざ帰ろう、となった時に
「ぶーぶー、かえる、いやいや」
と息子に言われてはたまったものじゃありません。

ご飯を食べに行くよ!と何とか宥めすかし車屋さんを後にすることになるのです。
しかし、今度納車で車を取りに行った際に同じようにならないか不安なのです。

息子が新しい車を受け入れてご機嫌に乗車してくれるか、手続きが終わり颯爽と乗り換えた車で帰りたいお父さんお母さんの前で
「かえる、いやいや」
と困らせてこないか。

そんな本筋と関係のない不安を文字に起こしつつ、今日1日で今後支払う事になる大きな金額に漠然とした不安と謎の焦燥感に包まれるのでした。

息子きっかけで大きなお金を動かす機会が増えて、その結果何だかドギマギしてしまうのです。

っていうお話。

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