見出し画像

息子を信じて自由に

先週のことですが、息子に怒り泣かせてしまい寂しい思いをさせてしまった際にお母さんと話し合いをしたのですがその際にお母さんからお父さんへの課題として。

「息子を怒ったり止めたりするラインが早すぎるのでもう少し自由にさせてて大丈夫」
とお伝えされた訳です。
お父さんは息子が心配で仕方ないが故にすぐに苦言を呈したり、直接動きを止めたりしたりしてしまっているのです。
それがイライラにつながってしまい息子もすぐにやりたい事を妨害されてしまい、余計に息子のストレスになってしまう。

結果息子は不貞腐れやイライラから言うことを聞かずに危ない事をしてしまい、お父さんはそれにハラハラしてしまい尚更息子の妨害に繋がる、と負のスパイラルが完成してしまっていたのです。

そこにきて息子は案外放っておいても大丈夫、もっと自由にさせていい。
とお母さんが言うのです。
本当に危なかったりお友達の物を勝手に触ったり乱暴にしようとしない限りは自由で良いのだと。

お父さんにとって、とても難しそうな事ではあるのですが今週のお出かけではグッと我慢してみようと。
それがお父さんの今週のミッションだった訳やんですが。

結論から言いますと、家族みんなめちゃくちゃ楽しく心穏やかに遊ぶ事が出来ました。

1年前にまぁまぁ歩くようになった息子を連れて遊びに行った観光名所に本日遊びに行くことにしまして。
カメラロールで前回遊びに来た時の写真を確認してみると、そこには去年の10月末くらいの息子の姿が。

その時の苦労した記憶が蘇ります。
歩き方が完全に固まってなく、ちいさな出っ張りや段差などにハラハラしながら見守ってたあの頃。
ずっと手を繋ごうにも興味がある物に駆け出す習性は1年前から変わらずですから、少しでも油断すると危険に向かって爆進していたのです。

それは今も変わらずに近寄って欲しくない場所や触ると危なそうなものに向かって爆進していくのです。
これまでのお父さんはこの段階で息子にストップをかけてしまい、なるべく近づけないようにしていました。
ですが今回のミッションはそこを耐えるものですので、堪えて堪えて見守るのです。

お父さんが過保護過ぎたのか、規制ばかりしてしまっていたのか。
お母さんが言うとおり息子はある程度自由にさせていて大丈夫でした。
「そっち危ないなぁ」
「それも近寄っちゃダメだよ」
と、ついつい口から出てしまいますが体は動かさずに我慢。

息子も息子で、危険に突っ込んでいっているように見えてギリギリ少し手前くらいで自己判断をして停止してみたり。
水辺に近づいても落ちない程度の距離で観察を始めてみたり、物理的に怪我してしまいそうな危険な物には一切触れなかったり。
階段の方に駆け出してもしっかり手前で減速して、ちゃんと手すりを掴んだりと。

お父さんがグッと我慢したことでお父さんには今まで見えていなかった息子の成長が見られたのです。
ちゃんとダメなこともわかっていますし、危ない時はどうするかも息子はしっかりと出来ていたのです。

それなのに口うるさおじさんがいつもいつも息子の邪魔をして、やりたい事を妨害され続けていた訳ですから。
息子の機嫌が悪くなっても当然だったのです。

今回分かったことは
お母さんは色々と良く見ていること。
息子は自分で色々と判断ができるようになっていること。
お父さんは本当に危ない時以外はなるべく黙って待機しておきなさいということ。

お母さんのアドバイスに沿って我慢した結果。
家族みんなで心穏やかに楽しい時間が過ごせたのです。

お父さんがもっと息子を信じてあげられたら色々上手くいくんだろうな、と感じたのでした。

それだけのお話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?