六甲山牧場で触れ合いまくり
曇りがメインで偶に晴れ間が差してみて、風も良く吹いていて涼しく今日は絶好のお出かけ日和!
と思っていたのですが。
いざ出かけてみると1日中曇りの予報とは何だったのか?と思うほどの快晴。
往々にしてこういう事はありますよね。
そんな訳で涼しく過ごしやすいという前提で、以前からお出かけチャンスを狙っていた神戸の六甲山牧場に遊びにいく事にしたのです。
六甲山牧場とは、その場に到着するのが困難な程険しい道を乗り越えた先にある羊が放牧されている牧場なのです。
つまり、グネッグネの山道の上にある乗り物酔いしやすい息子を連れていくにはなかなかスリリングなお出かけ先なのです。
しかし最近の息子は動物の鳴き真似をする事が増えてきていますので、息子の関心が向いている時に体験をさせてあげたいが為に万全の準備を整え山の上の牧場を目指す事にしたのです。
案の定ですが、道中大人しくなり始め到着する頃には完全に気持ち悪くなっている感じでしたがギリギリで堪え到着。
目的地にさえ到着してしまえば気持ちが切り替わり車酔いとか忘れてしまう息子ですから。
車を降りれば元気いっぱいなのです。
そんな息子を出迎えてくれるのは六甲山牧場の北入り口に設置されている、山羊のエサやりコーナーです。
実物の山羊を見るのは始めての息子。
恐る恐る近づき観察しようとするのですが、山羊の1鳴きですぐに退散となりました。
しばらくすると慣れたのか一頭一頭を指差して数えてみたり、色々な方向から観察してみたりと楽しんでいました。
これだけで連れて来た甲斐があるというものです。
まだまだ牧場の仲間たちは沢山います。
牛さんの前では息子と一緒にモーモーと鳴き真似をしながら観察していたのですが、実物のあまりのデカさと鳴き声の低さにウシってこんなに強そうだったか?とお父さんが少し感動してみたり。
他にも息子は出来ないのですが、乗馬体験ができたりウサギのふれ合いコーナーがあったりと珍しい動物こそいないのですが充実した場所で自然だらけの広くて良い場所です。
先述の様に羊が放牧されていまして、今日の1番の発見なのですが息子は羊が1番好きだと言わんばかりに羊に夢中だったのです。
今まで初見の動物は少し怖がっていたのですが、羊だけは別で牧場内を自由に歩いている羊を見かけた瞬間ダッシュで近づいて行くのです。
そして怖がる気配もなく羊さんの毛をポンポン、と触りニコニコ。
そんなに羊が好きなんてお父さん知らなかったよ。
めぇめぇと言いながら羊を追い回してはタッチをしてニコニコを繰り返しているのです。
相当嬉しくて楽しいようで気付けば2時間。
誇張抜きで40頭以上の羊さんは触りまくった息子。
お父さんとお母さんは羊さんが草をムシャムシャしている傾斜を駆け回る息子の転倒防止の為に奔走していましたので、もはや全身を乳酸に侵されているようなものなのですが。
結局はヘロヘロになりながらも息子が楽しんでくれたならヨシ!と。
意外と動物に物怖じしない息子に感動してみたりと、羊がそんなに好きなのか、と新たな発見があったり。
めちゃくちゃ疲れたけどお出かけは色々と楽しい事や嬉しい事があって良いな、と。
帰宅時に車酔いでグッタリしている息子とお母さんを尻目に思うのでした。
六甲山牧場さんはもうちょいアクセス良い場所にあれば良いのに。
っていうお話。
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