初めてお父さんを選んだ日
今日の朝に個人的にすごく感動した事がありまして。
ほんの些細な事なのですが、あまりに嬉しかったので忘れない為に記事に残しておこうと思った次第です。
本当に大した事ではないのですが朝方息子が目覚めて、けどまだ眠たいよーみたいな時。
いつもはお母さんに引っ付きに行って2度寝をするのですが、今日初めてお母さんではなくお父さんの方へ来て引っ付いて寝てくれたのです。
寝付かせるのをお母さんと交代した時なんかは一緒に寝ているのですが、夜中に目が覚めたりすると息子は必ずお母さんの方に引っ付きにいきます。
寝相が悪くお父さんの近くまで来ている時でもお母さんに引っ付きに行くのです。
もちろん息子はお母さんが大好きですし、お父さんもお母さんが最優先されて当然だと思っているので少しの寂しさはありますが
「そんなものだろう」
と納得はしていたのです。
そんな息子が今日の朝、ついにお父さんの方へ来てくれたのです。
お父さんは皆より少し早く目が覚めるのが常で、しばらくは布団で動き出さなければならない時間になるまでゴロゴロしている事が多いのです。
息子が起きそうな気配がしたら寝たフリをする駆け引きなんかもしながら。
今日の場合はふぇーんと言いながら起きて1度座り込んでしまったので、このまま起きてしまうかお母さんのところに行って2度寝してくれるか?
そのどちらかで、お父さんは2度寝に賭けて寝たフリを続行するのですが。
1度座って辺りを見回した息子はハイハイをしながらお父さんの布団の方へ。
このパターンはお父さんのスマホやiPadをいじって遊んでしまい起きてしまうパターンなのです。
これはこの後の仕事の準備を息子に構いながらになるぞー、と駆け引きに負けたと思ったものです。
ところが今日の息子は何度も言っているようにお母さんよりお父さんを選んでくれたのです。
お父さんの方に寄ってきて引っ付き
「ねんね」
と言って再び眠りにつきました。
この時のお父さんは感動を噛み締めていますし、誰かに伝えたい訳です。
誰かっていうかその場にいるのはお母さんだけなのですが。
伝える為だけにお母さんを起こす訳にもいきませんし余計なことをして息子が起きてしまっても台無しですので。
寝室を出なければいけない時間まで息子の頭をナデナデして過ごしました。
普段から可愛いのですが、こんな風にお父さんに寄ってきて2度寝なんて可愛くて可愛くて仕方ないのです。
今日ほどホンットに仕事行きたくないな、と。
このまま息子が起きるまで添い寝して過ごしたい、と。
そんな気持ちで後ろ髪を引かれまくりながら寝室を後にするのでした。
すっかり2度寝している息子は起きる事なく、お父さんのお布団と枕でスヤスヤしていました。
ウチの子最高だな。
っていうお話。
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