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息子の噛み癖を治さねば…

息子には毎日ただいまのチュウとお休みのチュウとをお互いにし合っているラブラブ親子なのですが、最近甘噛みをするようになってきたのです。

お父さんから息子に「ぺろぺろして」と言うと頬擦りをしてくれて、ちょっと違うんだけどなぁ、と思いながらも可愛い可愛いと何度もスリスリしてもらうのです。
その流れで「あむあむして」と言ってみると教えても無いのにあむあむと甘噛みをしてくるようになりまして。

これがまた可愛らしいのでしょっちゅうあむあむしてもらっているのですが、更にレベルアップしてしまい無事にマジ噛みをしてくるようになりました。

普段「あむあむして」と言うと頬っぺたや手を甘噛みしてくれるのですが、息子がテンション上がり過ぎてしまった時に噛みついてくるのです。
お父さんは息子にあむあむを習得させてしまった手前叱りにくいのですが、流石に他の子を噛んだりしてしまうと大事ですので。

「お父さん以外はダメだよ」
と、少し的外れな注意を毎回しているのです。
しかし楽しくなってしまった息子は稀にお母さんの事も噛んでしまいます。
お母さんはお父さんの様に甘くない、と言いますか単純に急に噛まれる被害者ですので。
とんでもない叱られ方をするのです。

もちろん息子はガン泣きします。
大好きなお母さんに叱られたショックと、直前までめちゃくちゃ楽しかった所からの落差で更に大泣きをしてしまうのです。
お父さんも、仕方ないよな、と思いながら見ていたり慰めたりするのですが元々は俺のせいだよな。とか思ってみたり。

ですので
「お父さん以外はダメだよ」
と息子にお伝えする他ないのですが。
それもお母さん的には良くないようで。
甘やかし過ぎだからたまにはちゃんと怒って。
なんて言われてしまうのです。

これがお父さんの良くない所ではあるのです。
息子と触れ合う時間が少ない為に、どの様な形でも触れ合うのが嬉しくて少しでも関心を引きたくて叱れない時があります。
果たして親としてそれはヨシなのか。

先述したように、外で他の子を噛んだりしてしまうと最終的に息子にとって良くない結果ばかりが残ってしまうのです。
お父さんが謝って済むのならそれでいいのでしょうが、噛まれた子と息子の心はそれで万事解決とは行かないのですから。

息子の大好きなお父さんでいたいのは山々ですが、息子が大きくなった時に甘いだけのお父さんを果たして大好きになってくれるのか。
尊敬される親って、そうじゃないよな、と。

可愛くて仕方ない息子。
何かしてくれると、内容がなんであれ嬉しくなってしまうものです。
それでもダメなものはダメだと、ちゃんと伝えてあげないといけないのです。

お父さんになってから甘い部分ばかりになってしまったのですが、時には厳しい部分も思い出していかなければと。

内出血するほど強く噛まれた手の甲を見て思うのでした。
っていうお話。

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