甘えんぼ加速中

最近の息子が甘えんぼさんのやり方を工夫するようになってきていまして。
自分で出来ることを何でもお父さんにやってほしいみたいです。
正直バタバタしている時や、それくらい自分でやってよー。みたいな事も多々あるのですが甘えんぼさんが可愛くてついつい相手してしまうのです。

本当に小さなこともお父さんにやってほしくて甘えんぼしてくるのです。
例えばご飯の時にお米のお椀からおかずのお椀に持ち替える時に
「とどかないー」
と泣いてみたりするのです。
完全に届く距離なのに一生懸命手を伸ばしてるのに！みたいなフリをしながら。

隣に座っているお母さんが
「こっち？」
と渡そうとすると
「おとはん！おとはん！」
と指名されてしまい、お父さんはわざわざテーブルの対面まで回り込んで手渡してあげるのです。

他にもプラレールで遊んでいる時に脱線してしまうといつもは自分でレールに乗せ直して走らせるらしいのですが、お父さんがお休みの日には
「できないー！」
と泣いてお父さんの手を引いていくのです。

はいはい、とレールに乗せ直して走らせるとそのままお父さんの膝の上に陣取ってプラレールを眺め続けて時折
「きょう、がちゃがちゃいくー？」
と交渉までしてくる始末。

お父さんが何度も行かないよ、と断るのですが
「ぼく、がちゃがちゃ、したいねー！」
と諦めず交渉を繰り返すのです。
それでも断り続けると諦めるのか、プラレール遊びに戻り車両の連結を解除。

そして、その直後に
「おとはん、つかないー！」
と先頭車両と２両目の車両を手に泣きながら甘えてくるのです。
ガチャガチャを断られたのが寂しくて甘えんぼさんに切り替えてくるいじらしい所がまた可愛いのですが。

そんな日常生活の中で甘えまくってくる息子なのですが、可愛いものでお父さんが家にいるとお父さんが移動する度に着いてきてまわるのです。
その中でたまに危ない事をしようとするので叱るのですが、そうするとすぐに甘えんぼさんでご機嫌を取ろうとしてくるのです。

普段から甘えんぼさんなのに、叱られた後には甘えんぼさんが加速してくるのです。
足元に寄ってきては
「おとはん、だっこするー？」
「おみずいっしょにのむー？」
「いっしょ、いすすわろー？」
みたいに甘えまくってくるのです。

良し悪しなのですが甘えんぼしてくる息子が可愛くて、ついつい甘やかしてしまったりしまうのですがいつまでも甘やかすのも違うのではないかと悩んでしまったり。
そんな事を考えてしまうのですが、結局は
「おとはん、ぎゅーして」
の必殺技に撃沈してしまうのです。

どんなに叱った後も、甘え甘えに疲れてしまってもこの一言でお父さんは甘やかしモードになってしまうのです。

息子はお父さんの操作の仕方をよく分かっているみたいで、毎回お母さんに呆れられてしまうのです。

もうちょっとだけこのままでいいかな。
っていうお話。