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夢中になり過ぎる息子

昨日の出来事なのですが、お母さんから報告を聞いてめちゃくちゃ笑ってしまったのです。
息子が夢中になり過ぎてしまった、というお話なのですが。

月曜日は毎週児童館へお出かけするのですが、ここ数日の冷え込みがエゲツない為に息子は完全防寒で暖かくして出かけるのです。
お母さんも先日ショッピングモールで今年の防寒具を買い揃えて準備万端。

ところが暖かくし過ぎて寒さに対する感覚が親子揃って鈍ってしまったのか、児童館からの帰り道で2時間近く公園で遊んでいたそうなのです。
この寒空の下で。
お母さんからの報告を聞いただけでヤバさが分かるというか、コチラまで寒くなってしまう報告。

2時間も公園にいればさすがにお母さんも体が冷えてきて、息子に帰るよう伝えたのですが息子はもっと遊ぶ!と恐ろしい態度だったらしいです。
仕方なく自宅にあるドーナツで息子を釣ることにしたらしく、帰ったらドーナツを食べられると聞いた息子は流石の切り替えでキビキビ帰宅し始めたらしいのです。

ですが、息子も夢中で遊んでいたとは言えども外気温1度とか2度の中で遊んでいたので体が冷えているのです。
こればかりは息子がどれだけ楽しんでいても仕方ないことで、人間として当たり前のことなのです。

そんな感じですっかり冷え切った息子は帰宅の途中にようやく自分が寒いことに気づいたらしく。
「さむいー!さむいー!」
と何度も言いながら泣き出してしまったそうでして。

衣服もすっかり冷えてしまっているので着ている服やズボンが濡れていると思ったらしく
「ふく、びちゃびちゃー!」
「ぼく、ずぼんぬぐ?」
とお母さんに訴えかけてきたそうな。

服が濡れているような気持ちは良く分かるのですが、息子の要求通りに服を脱がせでもすれば本当に終わってしまう訳で。
何とか息子を宥めたり手足をスリスリしてあげながら何とかかんとかでお家まで帰ったそうです。

その間も
「さむいー!」
とずっと言って、帰宅後はすぐにエアコンをつけてほしいとリモコンを手に
「ぴっ!してー!」
とおねだりしまくっていたそうで。

お母さんも心配が半分、可愛くてもっと見たい気持ちが半分だったそうで。
お父さんとしてはその可愛らしい姿を何とか動画に収めて欲しかったものですが、それはそれで息子にとっては辛いことですので。

お母さんからのお話で可愛いなぁ、と思うことしかできないのです。

息子に寒いという感覚がちゃんと芽生えている喜びと、何かに夢中になってしまうと自分のコンディションがわからなくなってしまうのは子どもあるあるなのかな?

なんて心配になるのでした。
っていうお話。

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