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はじめての外食は上手くいかない!


つい先日のことです。
息子をついに外食デビューさせてみました。
最初は何食べさせるのがいいかわからなかったので、◯亀製麺に連れていくことにしたのです。

理由として
・座敷があって、かつ机の広いスペースがある。
・うどんカッターが用意されている。
・天ぷらも衣剥がせば野菜多くて良し!
・釜揚げのうどんを放置しておけば柔らかくなってGOOD
・最悪おにぎりがあるので…

といった所でしょうか。
もちろんピーク時に食べに行くのは避けるという、親ならではの周囲を気にするムーブもかますのです。

いざ◯亀!
到着して、まずは各々うどんの注文です。
お父さんはおろし醤油うどん。
お母さんは明太釜玉うどん。
息子は釜揚げうどんです。

次にサイドメニューで息子を楽しませるぞー。
と、思ったのです。
しかし、お昼時を和えて外した為。
天ぷらはほぼ売り切れ。
おにぎりにいたっては1つも残っておらず。
申し訳なさげにお稲荷さんが2つだけです。

事前に立てた計画は脆くも音を立てて崩れおちます。
結局息子にはさつまいもの天ぷらとお稲荷さんのシャリ部分を与えよう。
ということになったのです。

こうなってくると、次の問題は

果たして息子は食べてくれるのか?

こうなってきます。

うどんも大好きな訳ではない。
さつまいもだって、まぁ出されれば食べます。
お稲荷さんに至っては初体験な訳です。まぁお米食べるので大丈夫だと思いますが…

まずはお母さんに自分の分を食べてもらっている間に、慣れないうどんカッター。
その間も息子からは「まんま!まんま!」コール。
急いで天ぷらの衣を剥がし、少しだけつゆをつけて放り込む。
片手間にお稲荷さん分解のタクティクスが進行中です。

次のまんま!コールが響く前に食べ物を運び込むのです。
うどんカッターで握力を奪われ、さつまいもを運び、お稲荷さんの半身を与える。
僕はもはや息子王の奴隷なのです。

お母さんも食べ終わり、ここで選手交代。
僕も自分のうどんに手をつけます。
しかし先程の目まぐるしい奴隷労働を体験しているので、お母さんを助けなければいけません。

お母さんは息子に食べ物を献上する役目。
お父さんはひたすらうどんカッターフル稼働工場なのです。
子ども用の小さな器が空になったらすぐさま細切れうどん投入。
さながらわんこ蕎麦状態です。

片手間でやっちゃいらんねぇ!と自分のうどんを爆速で終わらせ、本気のうどんカッター。
食べる。
投入。
切る。
食べる。

この繰り返しでした。
つまり息子はうどんをめちゃくちゃ食べているのです。
その姿を見ると可愛くて、いっぱい食べろよー!
といった気持ちになれます。
僕の労働は報われたのです。

事前に立てた計画は何一つ上手くいかなかったのですが、息子は嬉しそうにうどんを食べ。
お母さんとお父さんも外食デビューを無事済ませ、とても可愛い息子を見ることができました。

次はどんな物を食べさせてあげようか。
そんな楽しみな相談をお母さんとするのです。

それもこれも、全て◯亀製麺のおかげ。
野菜の天ぷらありがとう!
お稲荷さんもありがとう!
うどんカッター置いていてくれてありがとう!

やっぱりうどんは◯亀製麺だよな。
というお話。

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