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息子の前でイライラを見せない

そんなお父さんでいたい、と常々思っているのです。
でもそんなの無理じゃないですか?
息子が言うこと聞かない、とかイヤイヤが激しい、とかならまだまだ普段よりは温厚でいられるとおもっているのですが。
息子がいる状況でやらなければいけない手続きやら、問い合わせなければいけない案件だったりとか。

どちらかというと子育てベースの事よりも生活ベースでのイライラを抑えるのが難しいという。
まずもってお父さんは恥ずかしながらメチャクチャに気が短くて、すぐにカッとなってしまうタイプなのです。
それでもお母さんと一緒に過ごしたり、息子が産まれたりで少しは人間レベルが上がったと思っているのですが。

温厚な人、我慢強い人に比べるとまだまだ未熟なのです。

声を荒げる姿や乱暴気味になってしまう言葉。
あからさまにイライラしている動作になってしまうのは、自分でも分かってはいるのですが。
反省もしていますが心のどこかで
イライラしても仕方ねぇよ、こんなもん。
と思っている部分があるのでしょう。

コレは厳密には反省している、と言えないのではないのでしょうか。
お父さんは反省している風を装っているだけで自分を甘やかしているのです。

息子が産まれてから息子ファーストを掲げて暮らしてきたわけですが。
こんな精神状態の悪い姿を見せてしまうのが果たして息子ファーストなのかと。
自己嫌悪に陥ってみたり。

それでも激情を抑えられない時があるのです。
心の平静を常に保つ事ができないのなら、せめてその場を去るなり何なり出来る事はあるはずなのです。
お父さんが未熟なのはそういうところでしょうか。

どうして自分がこんな事をやらなければ。
自分じゃなくてもいいでしょ、こんなの。

そう思っているから手続きや問い合わせ、果ては家庭の作業に対して悪態をついてしまうのではないか。
文面に起こして気持ちの整理をしている内に少しだけ見えた気がします。

手続きなどを調べている内に分からない部分にブチ当ると、怒りのゲージが稼働し始めありとあらゆる事に攻撃的になってしまうのです。

いい加減大人にならないといけないのです。
自分がやらなくても…なんていうのは子どもにだけ許された言い訳で。
お父さんなのですから。
家族を背負わなければいけない立場になっているのですから。

心持ち1つで自分の精神性がすぐに変わるとは思えません。
ですので、せめて出来る事からやろうと思います。
イライラが溜まってきたら家族の前から姿を消して家の外にでも車の中にでも移動すればいいのです。

この苛立ちをわかってくれよ!
と言わんばかりに態度に出してしまうのも、子どもにだけ許された事で。
いつも振り返ってから、せめてこうすれば良かった。
と後悔するのです。

改めて息子ファーストのお父さんの姿を考え直すべきだと。
息子に見せたくない姿を見せていていいのか、と。
役所への手続きのアレコレに怒りの熱を燃やしながら、せめて…と家族の元を離れて作業しながら思ったのでした。

っていう、自分の嫌いな自分の話。

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