第2回寝付かせチャレンジ
以前開催された、第1回寝付かせチャレンジはお父さんの惨敗に終わった訳ですが。
先日第2回寝付かせチャレンジが開催されたのです。
事の発端はいつも寝付かせてくれているお母さんからのSOS
「ホントに寝付かせるのイヤ」
との事でしたのでバトンタッチされました。
今回は2人の役目が入れ替わります。
お父さんは息子の寝付かせへ。
お母さんはご飯の用意や片付けなどなど。
第1回の時の反省を踏まえて。
寝室までは息子自身に向かわせます。
以前の失敗は「寝るよー」と息子を抱きかかえて寝室に向かったことです。
全ての決定権を親に奪われてお怒りからの号泣で寝室に入った後もお話になりませんでした。
今回は息子に「ねんねしよっか」と告げ、息子が先に寝室に向かうのを後ろから追いかけます。
すると、ねんね自体がイヤな訳じゃないのか何度もお父さんの方を振り返りながら寝室に向かって行きます。
いいじゃん!いいじゃん!
この流れでご機嫌のまま布団行こうぜ!
こちらの思惑通り、寝室の扉を息子自身が開けてくれてベッドをよじ登って行きます。
勝確きたぞ、コレは。
お父さんも一緒にベッドに上がり背中をトントンします。
お父さんの見ていない時の1日の息子の様子を語りかけながら、優しくトントン。
少しグズりはしますが大人しいものです。
今日は大勝利で終われそうな気がする。
まぁ、いい流れだったのはここまでで。
「どぅ!どぅ!」と声を発し出すのです。
少し無視してみたのですが、完全にお父さんへ何かを語りかけている様子。
お父さんの顔をペチペチしてみたり、ほっぺたを引っ付けに来てもう一度「どぅ!」
あ、ヤバいぞコレは。
少しずつボルテージの上がりだす息子。
ちょっと笑ってしまったのですが、直立しています。
寝るんだよ…?と思いながらも直立で見下ろしてくる息子。
ねんねするよ。と語りかけると、その場に座り込みエヘエヘ笑っているのです。
寝る直前から直立するまでの心の動きがお父さんには理解できませんが、息子なりに何かあるのでしょう。
更には鼻をフンフン鳴らして遊び始めるのです。
今の息子がそんな事をすると起きる出来事は決まっています。
明らかな水音と共にブブブっと弾けるような音。
あーあ。と思い電気を点けると両鼻から滝の様な鼻水。
気持ち悪くないのかね?と思いながらも吸引をする為に1度寝室を撤退。
その後、吸引を済ませてもう1度寝室へ。
道中寝るのイヤイヤ!と泣いていたのですが仕方なし、と言う事で連行します。
2度目の寝室ではまぁまぁ泣いたのですが、疲れたのか眠りに落ちました。
確かに毎日こんな風な寝付かせしてるとイヤになるよな。
お母さんの待つ部屋へ向かいつつそんな事を考えるのです。
大変でしょー?と話してくるお母さんへ
確かになぁ。と同意しつつも。
寝付かせ達成の喜びと
今日は息子といっぱい一緒にいられて良かったな
なんて暖かい気持ちを噛みしめているのです。
第2回は紆余曲折ありながらも大勝利。
っていうお話。
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