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お互い妥協ができれば良いのに

1度で言うことを聞かないなんていうのは当たり前のことで、何だったら最終的に言うことを聞いてくれたらマシな方。
くらいの生活を毎日送っている訳です。
今で2歳と4ヶ月くらいの息子ですから、半年前引いては1年前はもっと素直に言うことを聞いていた様ないなかった様な。

ある意味では嬉しいことではあるのです。
息子が家の中や外出先で自分のしたいことや興味のあるものが増えてきているということですから。

息子はコレをやりたいけどお父さんはやってほしくない。
お父さんはコレをしてほしいけど息子はやりたくない。
このシーソーゲームです。

指示待ち人間とまではいきませんが、息子が未だにお父さんやお母さんの言う通りにしか動かなければそれはそれで心配していたことでしょう。
そう考えれば息子が言うことを聞いてくれないのも、まぁ悪くないことかなと思えるのです。

あくまで思えるだけですから、勘弁してくれ!の気持ちの方が強いということだけは忘れずに記しておきたいのです。

最近の息子は1度で言うことを聞かずに、何度もしつこく自分のやりたいようにやり、お父さんにしつこいよと強制執行されるのが常なのです。

例えばお風呂上がりに首に巻く冷凍チューブみたいなモノをウチでは使っているのですが、息子がどうしても自分で冷凍庫から出したいとゴネるのです。
お父さんが勝手に取り出して渡そうとしようものなら、その場で泣き崩れるのも見慣れた光景です。

それなら自分で取りなさい、と抱きかかえて冷凍庫の前に立つのですがそうすると今度は冷凍庫の中をいじり回して目的のモノを一切手に取ろうとしないのです。
果ては冷凍庫の「開けっ放しですよアラーム」が鳴り出すまで冷凍庫で遊ぶのです。

そんなもんお父さんに叱られても仕方ないのでは?と思うのですが厳しいのでしょうか。
それ以降は
「すぐに冷たいチューブ取るんだよ」と言い聞かせ、返事をしっかりしてから冷凍庫前に連れて行くのですが結果は同じ。

アラームが鳴り響き、約束を破られたお父さんは息子を叱り冷凍庫の扉は閉められるのです。

片付ける時も同じで
「ボクがやりたい!」からの冷凍庫遊び。
アラームが鳴った瞬間にお父さんにチューブを取り上げられ、冷凍庫の扉が閉まるのです。
そうして泣き崩れる息子が爆誕するのですがココで甘やかしちゃいけねぇ、と。
心を鬼にしてその日はどれだけ泣こうが冷凍庫を触ることを許しません。

そして息子を寝つかせたお母さんがリビングに戻ってきた時には罪悪感に苦しむお父さんがいる訳です。

そこまで厳しくしなくてもいいのでは。
もう1回やらせたら多分ちゃんとやったハズなんだよな、と。
息子を甘やかしたい気持ちと、約束を守らず1度でちゃんとやらないのはダメだろう。
そんな気持ちに板挟みになっているのです。

ある程度は好きにさせてあげるから、息子も良きところで切り上げる。
そんな妥協を覚えてくれないかなぁ、と。

そんな事を思ったのでした。
っていうお話。

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