息子はエアコンが怖い
毎日のように1年の間でずいぶんと成長したものだ、と感心するのですが成長と共に色々な仕分けが行われているのです。
以前に記事にしたように全然気にせず食べていたニンジンを最近になって選り好みするようになり、気分が乗ってないなぁと思うように。
去年は全く気にせずに利用していたエアコンの音を異常に怖がるようになっているのです。
音に反応して怖がっているので聴覚過敏なのか?と少し心配になったりもしたのですが、実際怖がるのは3台あるうちの1台だけ。
今のところ我が家にはリビング、仕事部屋、寝室の3箇所にエアコンを設置しています。
この中で息子の生活圏はリビングと寝室。
その中で怖がるのは寝室のエアコンのみなのです。
リビングと寝室のエアコンの動作音にそこまで違いは無いのです、ほんの少し寝室の方が音が大きいかな?くらいで。
リビングのエアコンの風量を強くすれば誤差程度の違いなのですが、寝室の音が怖い、と。
息子が家の中で長く過ごす場所はリビングでそこでの稼働音には慣れたのかもしれませんし、広さがあるのでそこまで気にせずにいられるのかもしれません。
寝室は少し狭めですので音がよく響くのか、それを息子が敏感に感じとっているのか。
とはいえ、ここ最近は夜も暑くて寝苦しい日が続きます。
お父さんもお母さんも息子には快適に過ごして欲しい一心で寝室を冷やそうとするのですが、息子はそれを怖がって寝室に入ろうとしないのです。
結果として涼しい部屋で快適に過ごして欲しい我々の気持ちと裏腹に、寝室に入るものか!と踏ん張ったり泣いたりするので息子の体温は爆上がり。
お風呂上がりで後は寝るだけの段階なのに汗を薄くかいてシットリしてやがるのです。
親の心配は子どもに伝わらないものだなぁ、と。
なんとかして怖がらないように警戒を解こうと、お父さんはエアコンさんにこんにちはしてみたり、今日もよろしくねーとか言いながらエアコンを撫でてみたり。
寝室の外にいる息子に、お父さんと一緒にエアコンさんにこんばんわってしに行こうか。と声をかけてみたりと色々するのですが頑なに寝室に入ろうとしないのです。
そんな感じで困り果てていると大体いつものパターンなのですが、お母さんに強制連行されて行くのでした。
しばらく泣いていたのですがお母さんの胸で落ち着いたのか諦めたのか、大人しくなりお父さんといつもの様におやすみのチューをし合ってお別れするのです。
その後は快適に過ごせたのか、お父さんとお母さんの晩ご飯の後。
お父さんが寝付くまでスヤスヤでした。
何がそんなに嫌だったのか実際のところは不明だったのですが、息子の中で認識が改まってくれるといいな、と思うのです。
去年は大丈夫だったのに、昨日はよかったのに。
なんて事はこれから沢山出てくるのでしょうね。
その日の気分1つで変わる可能性もあるので、昨日はコレでよかったでしょ!みたいな怒り方をしないように気をつけようと思うのでした。
それだけのお話。
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