第1回寝付かせチャレンジ

今までお母さん任せにしていた息子の寝付かせ。
とうとうお父さんもチャレンジする時が来たのです。
現在1歳7ヶ月の息子。
抱っこで寝付かせていた頃や、夜泣きなどはお父さんが担当しても問題なかったのですが0から寝室へ向かい寝付かせる、というのはやった事がありませんでした。

それと言うのも僕の帰宅後の役割は
晩ご飯作り
お風呂掃除
洗い物
洗濯を畳む
等でお母さんとは完全に役割分担していましたので自然と寝付かせはお母さんに任せてしまっていたのです。

自分で言うのもなんですが、息子は僕のこともお母さんのことも大好きです。
これならお父さんでもいけるんじゃない?
と言うお母さんの提案から第1回寝付かせチャレンジが始まった訳です。

リビングでお母さんにお休みなさい、バイバーイをして寝室へ向かう僕と息子。
機嫌は上々。悪くないじゃなーい。
これはお父さんによる寝付かせあるぞー。
と寝室へ入った途端。

息子とお父さんの間に不穏な空気。
感覚的に、これは泣くなと。

案の定真っ暗な部屋で大泣きです。
抱っこしたり背中トントンしたり。
お父さんだよー、といくら言っても何のことやら
火のついた息子の泣き声は留まるところを知りません。
こんなに泣くのはいつ以来なのか。
そんなレベルのギャン泣きボーイです。

やっぱり泣かれるのは中々ツライものです。
お父さんが何かしても滅多な事では泣かなくなった息子が大泣きです。
転んで痛そうにしている時も泣かずに耐える息子なのです。
そんなにお父さんイヤなのか…?
と人知れず傷ついてみたり。

ゆくゆくはお母さんの寝付かせを卒業して
お父さんの寝付かせでも大丈夫なようになってもらいたいのですが。
最終的に1人で寝ること出来るのかしら?
と不安になってみたり。

こんなに泣いてかわいそうに、と思いながら抱っこして落ち着かせようとするのですがもう聞いてくれません。
もはや自分の泣き声がうるさくてキレてるんじゃねぇのかな?と思うほどの大音量。

たまらずお母さんの登板です。
そりゃこうなるよ。と少しお父さんは傷つきふてくされてしまうのです。
ですが、もう1年と7ヶ月この気持ちを繰り返してきているのです。
そのまま折れたりはしません。

しませんが、流石に第1回寝付かせチャレンジは撤退するのです。
息子も寝ないといけないし。
と、自己保身の言い訳をしつつお母さんに後を託します。

息子も泣いて興奮するので寝付かなくなり
お父さんもしっかり傷つき
まさに誰も幸せになれない今回の戦い。

これからも第2回、3回と続いていくのです。
お母さんとバトンタッチできる日も必要になってくるでしょうし、息子もお母さんじゃないと寝れない!というのは中々寂しいことです。

何より
お父さんが一緒に寝たいんだよー!
息子もわかってくれないかなぁ。
仕方ないからお父さんと寝てやるよ。
ってならないかなぁ。

って息子の寝顔見ながら思った。
っていうお話。

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