空前のお父さんブーム

先週くらいからなのですが、どうも息子の中でお父さんブームが来ているようで何をするにもお父さんが指名されているのです。

リビングで遊んでいる時も
「おとはん、こっちー」
と手を引っ張ってきてはプラレールの線路切り替えを延々と見せられたり。

お母さんに息子のお風呂をお願いしている時も、お風呂に送ってからすぐに呼び出し音が鳴るので様子を見に行くと洗い場の所に立っているまま湯船に浸かった様子もなく
「お父さんとお風呂入りたいんだって」
とお母さんからバトンタッチをされたり。

ねんねの時間になって家族皆で一旦寝室に行って息子にお母さんとお父さんのどっちと寝るのか聞くと
「おかはんと、ねるー」
そう言うので、お父さんは寝室を後にしてリビングに向かおうとするのですがお母さんと２人の寝室から泣き声がするのです。
「おとはん、おとはん、まってー！」

そうして再度寝室に戻るとお父さんと一緒に寝る気マンマンになっていて、お母さんにおやすみのチューをした後に
「おかはん、またあした、ねー」
とお母さんをリビングに送りだしていくのです。

このやり取りがここ数日。
息子の中でお父さんブームが来ているのは嬉しいのですが、１つ問題もありまして。

お父さんが寝付かせの担当をすると息子が楽しくなり過ぎてしまって、結果的に寝る時間が遅くなるのです。
これは息子だけの問題では無くお父さんも改善するべき点なのですが、最近たくさんお喋りをしてくれるようになった息子に寝る前に話しかけてしまうのです。

平日は仕事から帰宅して息子のねんねまでの時間しかありませんから。
長くて３時間あるか無いか、日によっては１時間無い時もあるのです。
そうなってくると寝室でついつい息子に話しかけてしまうのです。

「今日は何したのかな？」
「お出かけの時あいさつできた？」
「お昼ごはんは何食べた？」
などなど、その日の振り返りを息子に聞きたくなってしまうのです。

息子も息子で質問に沢山答えてくれるのですが、話している内に嬉しくなってくるのかどんどんボルテージが上がっていくのです。
最終的にはその日の振り返りを通り越して、明日何をしたいかの発表までしてきますり

「あした、あったかいミロぎゅうにゅう！」
「アンパンマンがちゃがちゃ、しよーねー」
「ぼく、かきたべるー？」
みたいな感じで、明日の朝ごはんの献立に温かいミロを飲みたいと言ってみたり。
アンパンマンのガチャをしようと提案してきたり。
冷蔵庫に柿が残っているので、それは食べられるのか確認してきたり、と。

ちょっとノせ過ぎたな、と後悔してばかりなのですが、その日の事を楽しそうに話してくれて明日も些細な事ではありますが楽しみにしてくれているのは毎日充実しているみたいで嬉しくもあります。

息子のお父さんブームが終わってしまうまでは毎晩息子にお話を聞きたいな、と思うのでした。

っていうお話。