シーフードヌードルが食べたい息子

我が家の土日のお昼ご飯はカップラーメン率が結構高いです。
平日毎日のように料理をして、土日に作り置きをやるのでどうしても休日に食べる物は楽をしてしまいます。

息子はしっかりと、ご飯や野菜いっぱいのおかずを食べさせる様にしているのですが、どうやら今回はお気に召さない模様。
カボチャメインのおかずはパクパク食べてくれていたのですが、お米を全く食べようとしません。

朝ごはんいっぱい食べたからお腹空いてない？
お母さんと何でだろうね？と話し合いながら様子を見ていたのですが、やはり食べない。
お気に入りのマグに入れてある飲み物を渡しても、コレじゃない！と顔を背けるのです。

もういらないのかなー？
と思いながらお父さんとお母さんはカップラーメンを啜っていたのですが
どうも息子がガン見しているようです。
っていうか、完全に手を伸ばして
「まんま！」
と言っているのです。

もしかして同じモノ食べたいのでは？
そんな感情芽生えてきてるの？
食べ物なら何でもヨシ！と思っていた息子が
同じモノ食べたい！
って思っているのか。
まさかね。

と思いつつも
ちゅるちゅるする？
と聞いてあげると、うん、と頷くのです。
何でも疑問形で聞くと、うん、と頷くのでコレも半信半疑でしたがそれならば用意しよう。

息子に今回食べさせるのは
お椀で食べるカップヌードル
そのシーフード味です。
麺と粉末スープが別に分かれているので、薄めの味付けも簡単で大変便利。

初めて食べるラーメンだから食べないかもなぁ。
そう思いながら冷ましてお口に運んであげると
ちゅるちゅる！
と勢いよく啜るのです。
ずっとお父さんお母さんが食べているのを見て学んだのか、それはそれは上手に啜るのです。
かわいい。

一心不乱に麺を啜る息子。
初めての味に興奮しているのか、とんでもない勢いで食べていきます。
詰まらせないかな、と心配しつつもあっと言う間に完食するのです。
その後、試しにお米を口元に運ぶとそれもしっかりと食べるのです。

お腹空いてない、とかでも無く。
息子なりに皆と同じのが良い、という気持ちがあったのでしょうか。
お父さんとお母さんがいつも食べてるやつは何だろう？とずっと気になっていたのか。
いざ与えると、こうやって食べるんですよね！と当然のように食べてみせるのです。

僕はまだまだ息子を舐めてるな、と思いました。
以前にも子どもはこちらが思っているよりよっぽど色々分かっている、というような記事を書いたのですが、また舐めてしまっていました。

息子は自分で食べたいものを選んでいるし、与えられるばかりではないのです。
お父さんとお母さんが食べているものを見ると羨ましいし、それが欲しい！とちゃんと思っているのです。
どうやって食べるのかもしっかり観察して、自分でもやってみるくらいにも色々理解しているのです。

シーフードヌードルのおかげでもっと息子に色々挑戦させなければな、と気付けました。
ありがとう日清さん。
これからもお椀で食べるシリーズは絶対常備するからね！

っていうお話。