見出し画像

帰ってくるの遅いよ!

昨日は会社で夕方に会議がありまして、そういった日は確実に帰宅の時間が遅くなってしまうのです。
息子のねんねの時間に間に合えば良いのですが、あまりに遅くなるとお母さんと共に寝室へ消えて行ってしまっているのです。

昨日はほんの少しだけ会議が終わるのが早かったので急いで帰れば一緒にお風呂に入れる可能性。
最悪でも寝る前に一目顔を見れるだろう、というような感じでした。
そうと分かれば会社でチンタラしている訳にはいきませんので、サッと片づけてサッと会社を後にするのでした。

そうして帰宅した時には、既にお母さんと一緒にお風呂に入っていたのです。
あーあ、と少し残念に思いながらも手洗いうがいを行い、浴室にいる2人に帰った旨を伝えます。

その瞬間に浴室と洗面所をつなぐトビラが激しく叩かれるのです。
バンバンとトビラが叩かれながら奇声が響き、更に聞こえてくるのは「どぅぞ!どぅぞ!」という息子の声。
ここを開けろ!と要求しているのです。
お父さんが帰ってきた事に喜んでくれているのでしょう。

お父さんも嬉しくなってトビラを開き、帰ってきたよーと声をかけるのです。
普段はお風呂に入ると洗面器などでずっと遊ぼうとして、なかなか出てこない息子なのですが待望のお父さんだったのでしょう。
そろりそろりとお風呂場から抜け出そうとしているのです。
もちろんビッチャビチャですし、お母さん曰く湯船に1度も浸かっていないとのこと。

そんな息子をお風呂場から解き放つ訳にはいかないので、泣く泣くトビラを閉めなおすのです。
そうすると号泣するんですよね。
我が子は。
たまらなくなってしまいお父さんもお風呂に参戦したのですが、嬉しくなった息子は甘えんぼ大爆発しまして。
裸でお父さんに抱きついたまま一時も離れようとしないのです。

最高です。
会えない時間が2人の絆をより強固なものにしてくれたということでしょうね。

後にお母さんから話を聞いたところ。
いつものお父さんの帰宅時間くらいから外の音に敏感になり始めたようで。
車やバイクの音が近くで聞こえる度に大好きなYouTubeを中断して、ソファを降りてカーテンをめくり外を確認していたとのことで。

もちろんお父さんは帰ってきていませんので、リビングから見える駐車場にお父さんもバイクも何も無い状態なのです。
その度に「あれぇ?」とお母さんに訴えていたらしいのです。

帰ってきたら帰ってきたでYouTubeに夢中です。
みたいな態度をするくせにお父さんのことを待ち望みまくりでしょ。
と。

とにかく早く帰りたいお父さんですが、たまには遅くなっても良いものだと再認識。

それだけの息子可愛い自慢のお話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?