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すごく良い子な1日

昨日の息子はお父さんとお母さん大喜びの聞き分けのいい子でした。
アレもイヤ!コレもしたくないー!となっていたのがここ最近の常でしたので、久しぶりにめちゃくちゃ助かる1日だったのです。

いつもはお風呂の洗い場で遊びたい気持ちが強すぎて全然湯船に浸かろうとしない息子なのですが、昨日の息子は自分で湯船に浸かろうと浴槽を登ろうとしてみたり。

毎日60秒数えてからお風呂をあがるのですが普段は泣いたり、出たいー!と湯に浸からずに暴れたりするのです。
ところが昨日の息子は自分でお風呂に向かうばかりか数えている間も肩まで浸かって一緒に数を数えながらニコニコ。

更にはお風呂を上がり体を拭こうにもいつもの息子は洗い場で遊びを再開。
洗面器や手桶を片付けようとせずに、見かねたお父さんやお母さんが片付けを手伝おうとするとその場で地に伏せ泣き出す息子。

やっとのことで片付けを済ませて体を拭く頃にはちょっと冷たくなっている、というのがここ最近の息子。
ところが昨日は確変入っていましたので。
お片付けもパパっと済ませてしまい、すぐにタオルを広げて待っているお父さんに向かって抱きついてきました。

そんな聞き分けの良すぎる息子にお父さんもお母さんも大喜び、を通り越して逆に心配になってくるのです。
今日ちょっといつもと違いすぎない?
と。

しかし普段と別段様子が違う訳でもなく。
ただただ良い子で助かります、っていうだけなのです。

お風呂を上がった後の寝巻きへのお着替えも走り回ったりせずに、むしろ自分からズボンを履こうと頑張ってみたり。
体にぬりぬりしたベビーオイルを自分から片付けようとしたり散らばっているおもちゃを言われる前に片付け始めたり。

優秀!
と思わず褒め称えてしまうほどです。
一体息子の身に何が起こっているのか、それとも単純に今日はそういう気分なだけなのか。

流石にいつも暴れて嫌がる歯磨きは良い子でいられないだろう、と。
お父さんももはや良い子でいてほしいのか逆にいつものように反発をして欲しいのかわからない状況です。
あまりにいつもと違うと拍子抜けというか物足りないというべきか。

しかし息子はそんなお父さんの思惑すらも裏切るのです。
大嫌いなハズの歯磨きも大人しく口を大きく開けていつもの苦戦は何なのか、と思ってしまうほどの順調な歯磨き。

寝る準備が整う時間も普段より40分ほど早く完了と来たものです。
こんな楽な日があっていいのか…と思うほどの楽ちんな日で。
いつもこの調子でお願いしたい気持ちと、息子が聞き分け良く過ごすとお父さんが息子を見ていられる時間が短くなってしまうのか、という二律背反と言いますか。

手のかかる子ほど可愛い、とは古くから言われている事ですがコレの事なのだろうか?

もう少しだけ良い子じゃなくてもいいよ…?
とお母さんには決して言えない事を思ったのでした。
っていうお話。

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