お父さん好き好きの裏側

昨日の息子が寝る時のお話なんですが。

可愛い息子はお父さんが帰ってきてからずっと甘えんぼさんしてきていたのです。
帰宅時はまだ晩ご飯の時間より少し早かったので、お母さんが息子のご飯を用意してくれている間遊び相手をしていたのです。

その時の息子はおでこをグリグリ押しつけてきてチューして欲しそうにしてみたり、抱っこして欲しい!とお父さんの足に抱きついてきたり。
いざ抱っこをすると絶対離して欲しく無いのか、下ろそうとする度にギューっとしがみつき床が近づくと足を絡めてきて泣き出してみたり、と。
それはそれはとにかくお父さんに甘えたかったようで。

ご飯を食べている時も何度も何度もお父さんの方を見ては二ヘラ、と笑って手をバタバタさせてスプーンをこちらに差し出してくるのです。
普段の息子は目の前にご飯があれば一心に食べるのですが、スプーンを差し出してくる事の意味。
それは「食べさせて」と甘えてきている時なのです。

息子からスプーンを受け取り何口か食べさせるのですが、その度に何故か自分の頭をなでなで。
コレは頑張ってニンジンを食べた時にお父さんとお母さんがヨシヨシしているので、それを要求している時のサインなのです。

そんな感じで帰宅からご飯を食べ終わるまで。
徹底的に甘えんぼをしてきた息子。
もちろんお風呂に入る時も甘えたさんは止まりません。
体を洗いたいので息子を立たせようとしてもお父さんの膝の上から降りない!と怒りますし、頭を洗うために仰向けにして膝の上に置こうとすると抱きつこうとして泣いてしまうのです。

可愛いものですがずっと続くと大変で。
なんとかお風呂を済ませ、寝る前にお部屋の片付けをするのですがその時もお父さんへのアピールが止まりません。
おもちゃを1つ片付ける度におもちゃ箱へお父さんの手を引いて連行するのです。
1回1回確認して褒めてくれ、と。
ほんの少し面倒でしたがもちろん褒めます。
お片付けをしている事は素晴らしいことですので。

そして寝室へ…
いつもの様におやすみのチューをして、お母さんに息子を託して寝室を後にするのですがお父さんが出て行った事を察知した息子が泣き出してしまったのです。
いつもならおやすみのチューをしてバイバイをした後は大人しく眠りに着くのですが、今日は甘えんぼが収まらないのか。

今日はお父さんと寝ようか。
という事になり、お母さんとバトンタッチをしてお母さんは寝室を後にするのです。

その途端にお父さんがいなくなった時とは桁違いのギャン泣き。
あれ?話がちげぇぞ?
なんとか宥めようにも泣くわ暴れるわで、おやすみなさいどころではありません。
しばらく様子を見ても一向に落ち着かずにお母さんが再登板。
徐々に息子も落ち着き、結局はいつも通りお母さんに任せて寝室を後にするのでした。

ずっと甘えんぼだったから絶対お父さんがいい!の日かと思ったのですが、息子的には
お母さんと一緒にお父さんもいればいいじゃん!
くらいだったのかな、と。

そんな寂しさを感じながらリビングで落ち込むのでした。

それだけのお話。

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