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怒涛のおねだり攻撃

少し前から
「ぼく、〇〇、かーう」
という意思表示をしていた息子ですが、先日お母さんに教え込まれた事もあり
「おとはん、〇〇、かってー」
という風におねだりの仕方を覚えたのです。

初めてのおねだりでプラレールを買って欲しいと言ってきた息子。
その望み通りにクリスマスプレゼントの前倒しとして購入したのです。
そして我が家にはプラレールが導入された訳なのですが。

そんな成功体験を得てしまったものですから、最近は色々なものをおねだりするようになってしまったのです。
「おとはん、またぷらーる、かってー」
「いーっぱい、ぷらーるかってー」
と。
ぷらーる、とはプラレールの事なのですが自宅のプラレールで遊んでいる時にお父さんの膝に座って一緒に走る姿を眺めるのが好きな息子。

そして膝の上からお父さんに上記のおねだりをしてくるのです。
早くも増設を企んでいる息子なのですが、お父さんもそうそうおねだりに屈する訳にはいきませんので
「また今度ねー」
とか
「次は誕生日の時かなー?」
とか言って躱そうと試みるのです。

買ってほしい!と駄々をこねたりはしませんが最近の息子は本当に一気に色々な面で成長していますので
「ゆびきー、すーる!」
とお父さんの小指を奪いにくるのです。

プラレールを買う事を決めた時に、お父さんのお休みまで数日間あったこともあり初めて息子と指切りという形で約束をしたのです。

それが息子の中で大層重要なものだったらしく、その後もお片付けやお出かけの時に指切りで約束をするとちゃんと守るようになったのです。

この間眠た過ぎて機嫌が最悪だった時には通用しませんでしたが、現在の指切り守り率は脅威の9割越えです。
そんな指切りの約束を大切にする息子ですから、お父さんにプラレール増設の約束を指切りで取り付けようとしてきます。

お父さんは一応それに応じますが、少なくとも次の誕生日、他には日時の指定をしないという戦法で逃げ回っています。

そして、そんな息子なのですが一昨日くらいから新しいおねだりを始めてきていまして。
「おとはん、どうぶつかってー」
と、お母さん曰くですがこの間おじいちゃんと行った動物園がえらく気に入ったようで。

しばらくは
「ぼく、どうぶついくー」
だったのが
「どうぶつかってー」
に変化してきているのです。

念のため何の動物が欲しいのか本人に確認を取っています、小さなペット程度なら情操教育も兼ねてお父さんも一考していいと思いますから。

「しーろいぱんだ!」
「ひひん、の、うーま!」
一般家庭ではなかなかにハードルの高い要求がきているのです。

お父さんは息子が可愛くて仕方ありませんし、叶えられる事ならば何でもしてあげたいと思っているのですが、これは無理です。

このおねだりだけは絶対に指切りしてやんないぞ、と息子の要求回避が大変なのです。

っていうお話。

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