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怒るよ!

と叱って行動を促してしまう事があります。
お風呂に行かない時や寝室へ行かない時。
お片付けをしない時やわざと飲み物を吐き出す時
さまざまな場面で、つい口にしてしまいます。

叱り方が未だに難しくて諭しても中々聞き届けてくれないものです。
まだこちらが何を言っているか分からないのでしょうが、雰囲気を察している。
くらいの感じなのです。

お父さんとしても、怒鳴りつけるような大きな声を出すのはなるべくしたくないのです。
咄嗟の時には出てしまうのですが。
上手く子どものやる気を出したり、誘導したりする方法もあるのでしょうが見つけられていません。

一緒にお片付けをしてみたり、息子のやりたい順番に則してみたり。
ご機嫌良く行動できるように工夫してはいるものの、芳しい成果は無い模様。
かと言って、突然大きな声で怒るわけにもいかずにやってしまうのが「怒るよ!」になってしまうのです。

これってどうなのだろう?
と悩んでみたりするのです。
優しい言い方をしている脅迫みたいなものでは?
そんな風に考えてしまいます。
さじ加減が難しいのです。

大声で怒鳴りつけたくない、でも息子がイヤイヤと何もしないのもお父さんはイヤです。
例えばお片付け。
息子が散らかしたおもちゃを放置するのはもちろん「無し」です。
現在行なっている妥協案は、大体はお父さんがお片付けをして息子にはお気に入りのおもちゃだけを片付けるようにさせる。

なのですが。
お片付けをすると、寝ないといけなくなる。
と息子の中で変換されるのかお片付けをしなくなります。
さっきまで興味なさそうにしていたおもちゃで、わざとらしく遊び始めてみたり。

その様も分かりやすくて可愛いものなのですが、それはそれとして。
自分のした事の後始末を他の人にやらせて平気な子になってほしくないので、お片付けはどうしても厳しめになってしまうのです。

ついつい「怒るよ」と言うことで、息子が自主的にやるように促してしまうのです。
ですが、それはお父さんからの脅迫。
自分で遊んだものはちゃんと片付ける!と思わずに、怒られたくないから片付ける!では意味がないように思うのです。

それでもやらないより、やる方がマシなのか?
そんな理由でやるくらいならやらない方がマシ?
答えは出ないのですけれども。
「怒るよ」のやり方で息子が行動してくれるからといって、その流れにお父さんが慣れてしまって多用してしまうのは良くないのでは?

つい口から出てしまう
「怒るよ」「怒られる前にやって」
親といえども子どもに投げかけていいのか、悩んでしまいます。
お父さんは反省しないといけません。
手軽に息子を押さえつけるような言葉を言わないようにしなければなりません。

楽な方法を選んで、息子を蔑ろにしては意味がありません。
まだまだ分かってくれなくても、根気よく方法を探して息子が動けるようにしなければならないのです。

つい口から出る言葉には心底気をつけないといけないな。

っていうお話。

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