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初めてのファミレス

息子にとって人生2度目の外食。
1度目はガチガチに下調べと準備をして行った丸亀製麺で、今回は前回ほど入念な準備は無かったのですが2歳の息子はファミリーレストランであれば何かしら食べられるだろう。

と言うような気楽な考えでファミレスデビューをしてきた訳なのです。
さすがと言いますか、ファミリーというだけあって子どもが食べやすい様に過ごしやすい様に色々と工夫がされているな。
そう思ったのです。
自分に子どもがいなければ気付かずに暮らしていただろうな、という事。

息子に限った事では無いと思うのですが、メニューを選んでいる間も気になる物が多すぎて触ろう触ろうとするのです。
キッズメニューに載っているアンパンマンにどれだけ助けられた事でしょう。
息子のメニューを選びつつも、その間にメニューに載っているアンパンマンで気を引く。
一石二鳥とはこの事です。

とりあえず息子にはキッズうどんプレートを選び、お父さんとお母さんもメニューに目を通すことに。
そうすると息子のメニューを決めた段階ですぐに店員さんから、アイスクリームのチケット、ガチャガチャのメダル、アンパンマンの手帳みたいな冊子が届けられるのです。

メダルは正直触って欲しくはないのですが、冊子の力がとんでもなく。
新しい絵本を手に入れたようなものですからしばらくの間はそのアンパンマンお遊び冊子で時間を奪う事ができます。
その隙に我々も注文を済ませることが出来ますので。

そうして届いた息子のキッズうどんプレート。
うどん、唐揚げ、フライドポテト、枝豆。
ゼリーが3つにアイスクリーム付き、と。
子どもにとっては夢のメニュー一覧です。
しかし息子にとってはうどんと枝豆以外は初の食べ物ばかりです。

揚げ物をなるべく敬遠する食生活。
唐揚げもフライドポテトも初体験。
甘いものもなるべく敬遠していましたので、ゼリーとアイスクリームも初体験。
2歳になったので色々と解禁していこうと思いまして、今回は初体験だらけの食事です。
唐揚げは味が濃すぎたので、今回はパスすることになったのですが。

ところが息子は初めての食べ物はあまり手をつけませんので、沢山のおいしいものはスルーして大好きなチュルチュルうどんを一心不乱に食べるのです。
うどんを食べ終わった頃にお父さんやお母さんがコレも食べて!とフライドポテトを口に運んであげるとイヤイヤながら口にするのです。
その直後には手づかみで大急ぎで口に運んでいました。
気に入ったようで何よりです。

食後のデザートにカップゼリーを数口。
モグモグする事も忘れてほぼ丸呑みのような食べ方。
仕上げにアイスクリーム。
こちらも1口食べる度に驚いた顔をして、もっともっとするのですがあまりにも甘かったので3口限定にさせてもらいました。

帰る時には注文時にもらったメダルで初めてのガチャガチャ。
お父さんから見れば謎のおもちゃでしたが、帰りの車の中で大事そうに何度も色々な角度で眺めている息子を見て、今日も良かったな、と思うのです。

全体で見れば大成功の2度目の外食だったのですが、唯一失敗したかな?とお父さんが思うポイントがありまして。
1度目に丸亀製麺。
2度目にうどんプレートを選んでしまった事でしょうか。
貴重な経験のチャンスを全てうどんに費やしてしまったのです。

次はもっと特別感を出していきたいよね。
っていうお話。

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