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リアルな学びの舞台:学生のインターン経験から見えるもの

閲覧していただきありがとうございます。
私はエスイノベーション株式会社でインターンをしていた小島と申します。

今回は半年間のインターン活動を通して、
実施したこと・気づいたことを記録します。

この情報が、皆様にお役に立てれば幸いです。

【この記事をお読みいただきたい方】

  • 学生で、インターンに興味がある方

  • インターンを採用したいと考えているが、イメージが湧かないという方



参加した目的

目的は以下の3つです。

  • スタートアップやベンチャーに興味があったから

  • 将来、新規事業の立ち上げを経験してみたいという思いがあり、そのためにも、実際に立ち上がって間もない組織で働く経験をしたかったから

  • 大学の卒業論文がスタートアップをテーマとした内容だったから


インターンで経験した3つのこと

最初に、自分の働き方を記載します。

所属期間:2023年11月~2024年3月
頻度:週2日 1日4時間の勤務
(3月からは週2のフルタイム)

続いて、実際に携わった業務について振り返ります。
主に3つの事柄に関わりました。

スタートアップ特集

北信越のスタートアップを特集する仕事は、InnolaboNIIGATAというプログラムの一環でした。
その目的は、県内や新潟県周辺地域で活躍しているスタートアップ企業を対象として、そのサービスへの認知を広げることです。

⇩詳しくはこちらのリンクから

この仕事を通して、北信越地域で活躍しているスタートアップや、各自治体の取り組みについてを詳しく知ることができました。

こうした知識は、今後も活用できそうです。
例えば、自分の勤め先がスタートアップとの共創(オープンイノベーション)を考えている場合、その背景知識を所持した上で業務に参加できます。

⇩【実際の成果物の一部】


新潟県スタートアップマップの作成

スタートアップマップは、
「InnoLaboNIIGATAを別の県でも展開する際に必要な資料」
ということで、作成を任されました。

初めは「スタートアップは東京などの主要都市に集中していて、地方にはほとんど存在しない」というイメージがありました。

しかし、たくさんのスタートアップが新潟県にもあるということが、調査を進めていった結果学べました。

また、自分が作成した成果物の中でも一番の閲覧数を獲得できたこともあり、この仕事は印象に残っています。

⇩【実際の成果物】


ビズキャンプラス:ショート動画作成

ビズキャンプラスは学生のみんなが参加することで、将来の仕事を考え、学び、体験して、社会にでる準備ができる「参加型メディア」です。
エスイノベーションは、このプログラムの運営会社として活動しています。

この中の「経営者インタビュー」という企画に関わりました。

背景として、

 元々はインタビュー内容を記事にするだけだった
➡「学生向けにもっと宣伝したい」という課題が発生
➡「大学生がよく使っているInstagramやTiktokで流すためのショート動画をつくるのはどうか?」と提案
➡その発起人として、作成を任される

結果として、合計3本のショート動画を作成しました。
元々サークル活動でインスタグラム用の動画を作成した経験があったため、大きく苦戦せずに作れました。

また、社内向けに動画制作のためのマニュアルも作成しました。

⇩実際のショート動画はこちらのリンクから


得た知識や学び 3選

以下では、インターンを通じて得た知識やスキル、気付きを詳しく記述します。今回の経験を通して、インターンとして働いたり若手として働く上で、3つのことが大切であると学びました。

  • 主体性

  • アイデアを常に持ち続けること

  • 創意工夫を凝らし続けること

それぞれ個別に感想を残します。


主体性

大切だと感じたことを一言で表すと

ロボットのように言われたことだけを行うのではなく、
業務の位置づけを体系的に理解する

ということです。
その実践のために、具体的には2つの行動が必要だと思います。

  • 上司に対して、自分の業務が「会社・部署の事業に対してどのように関わっているのか」を事前に質問する

  • 自分が関わる以外の事業内容についても、浅くでもよいので情報収集をする

この2つを実践することで、他の事業内容との相乗効果が見込めるアイデアを作りやすくなったと感じています。


アイデアを常に持ち続けること

上記のような方法で主体性を磨き、業務内容を体系的に理解することで
日常生活の中でアイデアの種を見つけやすくなったと感じています。
具体的には、

  • 営業先の提案

  • イベント企画の素案

  • 社内業務の改善策

などの提案につながりました。

半年間で、おそらく10~20個ほどの提案を行いましたが、
そのうち半分近く採択していただきました。

この結果は、上司の性格やスタートアップという社風も影響していると思いますが、上記のような取り組みが行動に繋がったと解釈しています。


創意工夫を凝らし続けること

普段の業務で意識していたことは
「どうすれば今の業務内容の負荷を減らせるか?」
ということを考えていました。

そのために、生成AIなどを含めて色々と試してみました。
結果として、社内向けに生成AIの活用法をプレゼンする機会もいただけました。

また、業務に関することで
自分が思いついたこと・気づいたことをメモする習慣を作成しました。

1つ1つのアイデアの種では心もとない内容でも
メモが蓄積されていく中で情報と情報が結びついて
より強固なアイデアをつくることに繋がりました。


改善して欲しいこと

基本的に、自分である程度の裁量権を持って働けたので非常に楽しかったです。
しかし、ここは改善の余地があるのではないか?と感じた点もあります。

それは、

社員(上司)との定期的な進捗共有の機会を予定として組み込むこと

スタートアップで働いているということもあり、上司にあたる社員の方は基本忙しそうな印象でした。
実際、進捗を共有するために社員に声を掛けようとして、ためらってしまった経験が時々ありました。
(半分ぐらいは、自分が気にし過ぎなだけですが)

そのため、
「勤務時間中の○○時に30分で進捗報告や相談事項の確認、気づいたことの共有をしよう」
と設定してもらえると、より仕事がしやすかったなと感じました。
(毎回ではなくとも、週1回あれば良かったのかも…?)


今後の展望

インターンの活動を通して
日々の業務にどのように取り組むかということに仮説を持てたと思います。

主体性・アイデアを常に持ち続けること・創意工夫を凝らし続けること、この3つを意識しながら働くつもりです。
社会人となった後も、実際に働きながらこの仮説をより磨いていきたいと思います。

また、本業とは別に副業という形で、地方創生やDX支援という分野に関わることも面白いだろうなと感じました。

インターンを始める前は、新潟に対してあまり愛郷心を抱いていませんでした。
しかし、今回の経験を通して、地方創生への興味が強まるなど、自分の中でも色々な変化がありました。


最後に、社員の皆さんやインターン生などの
一緒に活動した方々に対し、感謝とお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
お世話になりました。


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