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雑記 コミュ症というか他人に興味がないという病の処方箋〜あるいはボードゲームの話(なぜか下ネタあり)

年を取るとゼロから関係性を構築するのが難しくなる。というのも人というのは全てのものを飽きるようにデザインされているからだ。
 人間関係という刺激は、年を取れば取るほどカテゴリー分けされて陳腐になっていく。ツーブロックのガタイのいい営業マンがいたら、性欲強い系だし、家庭環境が悪くて携帯の画面がひび割れている女は簡単にセックスできるし、これを読んでいる人は暇人といったふうにだ。
物事をカテゴリーに分けて考えると、脳をカロリーを浪費しないで楽である。だがそれと同時に、他人のオンリーワンとしての価値が下がるから興味がなくなる。
 だがそれは、本質的には誤っている。物事のカテゴリー分けがただのしょうもない偏見だからという話ではない。本質的な問題は、物事のカテゴリー分けが、偏見であるとわかるまでその属性の人に興味ができないことである。
ボードゲーム※1はそれを救ってくれる。基本的な対戦ゲームの本質は相手がどのような選択肢を取るかという読み合いと、自分がどのような選択肢を取るのが最適解かというシンプルな2つに分かれる。
ボードゲームというものは相手がどの選択肢を選ぶかを考えるのが最も長いゲームなのだ。なのでボードゲームは相手への興味を持つことを強制してくる。そして自分のカテゴリー分けされた推測が外れたとき、または個別のカテゴリーを見つけたとき、はじめて他人へのオンリーワンとしての価値が浮き彫りになる。
 ガタイのいいツーブロックの営業マンは、粗チンのクンニがうますぎるヤリチンかもしれないし、ちんこがデカすぎて勃起すると北斗の拳みたいにズボンがはち切れる童貞かもしれない。
 家庭環境悪くて携帯の画面が割れている女は、さっきのツーブロのヤリチンの友達かもしれないし、よく見ると俺を昔振った元カノかもしれない。
 これを読んでいる読者も、これを読んで人生変わってイーロン・マスクを超える暇人も、面白すぎて一億投げ銭する暇人しかいないと思うけど、中にはごくごく稀につまんなすぎてブチギレる人はいるだろう。
 俺が言いたいのは他人興味を持てるようになることは、自分のオンリーワンの価値を見いだせる助けにもなる。ということではない。
金髪ボブの家庭環境悪くて携帯の画面が割れてる女の子、連絡ください!!!!
 

※1 ボードゲームといっても正直、一口には言えない。自分の最適解を突き詰めるゲームも存在する。おすすめは協力ゲーム。

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