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雑記 筋トレの話あるいは、欠けたパズルの話

 最近、筋トレを始めた。始めた理由は映画に出てたジョン・シナに憧れたのと、格闘技を見るようになったからだ。本心では格闘技をはじめたいのだけど、正直27になって今更未経験のことを始めるのはしんどい。それで、見た目だけでも始めようとジムに通いだしたのだ。

憧れのケラモフさん

私の肉体は元々身長は高いが痩せ型で華奢な身体である。ある意味で筋肉をつけるのには向いていない。しかし、人間の欲望の本質とはここにあるのではないかと思う。そして、一瞬達成不可能性が高い理想を持つのは不可解だが冷静に考えると不合理的なものではない。
人は足りないものを追い求める。自分がブサイクであれば、イケメンになりたいと思う。脇から漬物の匂いがするならジャスミンの匂いに変えたくなる。要するに努力の必要数は多いが叶えたときの恩恵もでかい。それは一種の麻薬的モチベーションになる。
 また、劣等感とは基本的に理想の反動である。人生がパズルだとするならば、ピースが足りなければ自分で作り出すしかない。それは困難な道だが、最初から完成していたら生きる意味を見いだせないのではないだろうか。

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