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ゼロから始めるWEB小説家になろう。

※このnoteの内容は7/24日のスペースで喋った内容になります。聞き逃した方はこちらで確認のほどを。

 あと表紙画像は釣りなのですが、中には稼いでる人もいるんで、必ずしも到達できない年収帯ではないんですよね。10年続けられるかは知らんけど。

自己紹介


自己紹介 シンギョウ ガク

2014年からWEB投稿開始

デビュー作
 2017年2月ノクターンに投稿してた『ネタキャラ仮プレイのつもりが異世界召喚 ~~迷い人は女性の敵に認定されました~』(オルギスノベル刊)

2017年12月 第二回ツギクル大賞 大賞作でなろうに投稿してた 『Re:ビルド!』(ツギクル刊)

2018年5月 同じくなろうに投稿してた『(株)総合勇者派遣サービス』(アース・スター刊)

2019年2月 アルファポリスに投稿してた第11回アルファポリスファンタジー小説大賞 優秀賞受賞 『おっさん商人仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる』(アルファポリス刊)

2020年7月 なろうに投稿してた『剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく当たるので、絶縁して辺境で魔剣士として出直すことにした』(Mノベルス刊)

2022年2月 第一回グラストコミカライズ大賞 大賞受賞『スキル【再生】と【破壊】から始まる最強冒険者ライフ~ごみ拾いと追放されたけど規格外の力で成り上がる!~』(グラストノベル刊)

2022年7月 カクヨムに投稿してた『異世界最強の嫁ですが、夜の戦いは俺の方が強いようです ~知略を活かして成り上がるハーレム戦記~』(モンスター文庫刊)

書籍化したWEBサイト→ノクターン、なろう、アルファポリス、カクヨム

著作 小説14冊 コミカライズ化2作品 8冊

拾い上げ4作、ネット公募受賞3作計7シリーズ 中堅木っ端作家

エッチなチーレム大好きマン

ドチャクソエロいのは『ネタキャラ』で、エッチくないのは『剣聖の幼馴染』

専業作家6年目、稼いだ印税は四桁万円。三桁に近い四桁万円か、五桁に近い四桁万円かは伏せますがw

小説とコミックの印税割合でいけば、ほぼ5:5

専業作家に夢があるとかと聞かれたら、夢はあるけど、足を踏み外すと地獄へヒモなしバンジーしますとだけ。零細個人事業主は辛いこと多い。本業あった方がいい。お賃金大事!

初めに

この『ゼロから始めるWEB小説家になろう』スペースの目的は、書籍化するための方法論やテクニックでなく、お話作りの沼にハマる人を増やすためのガイドBOOK的な物になればいいなと思う。

お話を作る力の0と1には大きな壁があるけど、越えればあとは自分でLvアップしていけると思うので。

お話の出力法が理解出来たら、ドバドバ出せるようになる人もいますしね。

キャラ設定とか世界設定作るの大好きな人は、0.5くらいまで来てるので、ぜひ1まで進めてもらいたい。

新規参入者が増えれば、作品が増え、色んな創作物が生み出され、また新しい波ができるしね。

というわけで始めていくけども、対象者は

なろう系ファンタジーを好み、ステータス等々の表現に忌避感を覚えず、一人称で書くことを目指してもいいかなって思う人に限定した内容

になると思います。

さすがにワイも全ての需要を満たす技は持ってない。守備範囲外の技術を求められても困るため、自分の提供できる範囲に限定します。

制作方法について

紹介する制作方法は、部類で分ければキャラクター先行型小説。

簡単に説明だけすると、キャラクターを先に作り、お話の骨格を後で作り、骨格に沿った形でできたイベントをキャラクターたちに与え、そのリアクションを文章として書き出し、小説の体裁にしていく作業。

TRPGが分かる人は、あれのリプレイ小説の一人称版だと思ってもらえば理解しやすいかと。

キャラの解像度が高くなれば、勝手に動き出していくと言われる現象に遭遇する制作方法になると思われます。たぶん。

自分の場合、これで作るとだいたいキャラクターが勝手にお話を作り始めるので、10万字とか超えていきやすくなる。

プロットから作って――ってタイプのストーリー先行型の制作法もあるけど、そっちの場合はストーリーに必要なキャラクターを作るため、必要最小限の情報しか持っていないキャラクターになりがちで、お話を膨らませるのにはストーリーを常に考え出さないといけないので、中々に文字数が伸びないと思われる。

その分、キャラクターは与えられ役を忠実にこなすので、暴走が一切起きないで済むはず。

ストーリー先行型でキャラが暴走してるって言っちゃう人は、ストーリーが破綻してる可能性が大きいかと。

ストーリー先行型の代表ジャンルはミステリーとかだけど、あれは探偵役と助手役と犯人ってキャラの役割を与えてストーリーに沿って事件解決を目指すのが基本的な形のジャンルだと思う。

そのミステリーで探偵役が暴走して、ストーリーの根幹たる事件解決そっちのけで、キャラの趣味である園芸の話を延々としてたらお話として成立してないものになる。園芸として話なら成立するかもしれんけど、ミステリーとは成立してない。

ミステリーとして成立させるには、趣味の園芸から事件解決のヒントを得たって形でストーリーの方で最初に設定しておかないと無理だよねって話。

なので、ストーリー先行型でキャラが勝手に動く――って話になったら、落ち着いて一回プロットを見直した方がいいかと。そっちで作る場合は、絶対にキャラは暴走しないので。

ストーリー先行型の制作法も使えれば、LVアップにはなるけど、向き不向きがあると思います。

どちゃくそ本(小説)を読んできて、ストーリー先行型の教則本を読みふけり、ガチガチに組んだプロットを作り上げ、それに沿って書き上げられる鉄の意志を持った人は書けると思われる。

自分の場合はそっちはあまりハマらないため、今回お話するキャラクター先行型小説をお勧めしてます。

これも合う人合わない人いると思うので、合いそうなら使ってみてくださいくらいの緩い話。

自分の場合はバッチリとハマったので、200万字以上の作品もWEBで完結できたし、商業出版もさせてもらえてるので。

というわけで、前置きが長くなりましたが、第一回目の内容としてアナウンスした『シンギョウ流(?)キャラメイク術』に入っていこうかなと思います。

本題 シンギョウ流キャラメイク術

①主人公キャラを作ろう

メインキャラ、お話の紡ぎ手であり、一人称では語り手でもあり、読者の興味が一番注がれる人。

基本的に『どんな生い立ち』で、『どんな能力を持ち』、『どんな性格』の主人公が『どうなっていくか?』に読者の興味が集まりやすい。

まず、ここを一番最初に定めた方が色んなものが決めやすくなると思われる。

さきほども話したけど、お話(ストーリー)を先に作って、そこに役割を当てはめるためにキャラ造形していくパターンもあるけど、そっちはわりとお話が作れるようになってからの方が分かりやすい気がするので、主人公キャラメイクを最初にしました。

ここができれば0→0.25くらいには進めるはず。

1:キャラクター設定

設定22個の内埋めれるものを埋めて下さい。

①名前→主人公の名前なので自由に付けてもらっていいですが、読みにくいのはルビ振り必須です。あと、できればモブっぽい名前は避けた方がいいかも個人的な意見ですが。

②種族→今回は世界設定を後に回してますが、ファンタジー限定って形なので、人間種族以外でも可能です。スライムだったり、ゴーレムだったり、魔族だったり、魔王だったりいろいろ可能。

③性別→主人公が男性なのか、女性なのか、はたまたTS(性転換)したキャラなのか、設定してくださいね。TS男は身体は女、中身は男、TS女は身体は男、中身は女になります。TS系主人公はわりと難易度高めになると思うので、初心者の方は個人的には男女どっちかをお勧めします。

④年齢→年齢も幼児なのか、青年なのか、はたまた高齢なのか。年齢によって容姿が変化すると思いますので設定をしておいてください。種族によっては長命ってこともあると思いますので、3桁超えでも若い容姿って場合は発生するけども。ロリババア大好きマン。この年齢は物語開始時の年齢を設定してください。

⑤生まれ→主人公の生まれを設定します。前世ありの転生者の場合、幼児期は作中異世界で過ごしてるはずなので異世界知識あり。前世引き継いだままの転移者の場合、異世界知識はゼロとかになりそう。ゲーム酷似の世界なら、知識ありとかにできるかもしれませんが基本的に無知識。現地生まれを選択した場合、日本的な知識は基本的には使用不可になります。どうしても使う場合は世界設定をゲーム風異世界って設定して、知識としてそれらが存在してもおかしくないようにしておく必要があるかなって個人的には思います。

この辺は細かい話をすると色んな考えの人がいるんで、なろうファンタジーで0→1を目指すなら、転生者か転移者をお勧めします。

⑥自称→自分のことをなんと言い表すかですが、普通、男性キャラだと俺とかオレ、女性キャラだと私、あたしとか選んだりしてるかなって思う。セリフ上でキャラを識別するための設定なので必ず決めてください。朕とかは聞き慣れないので使わない方がいいかもしれません。レベルが上がればこの辺は弄ってキャラメイクしていけばいいかなと思います。最初は俺とか私とかが遭難せずに済んでいいかも。

⑦家族→これも設定しておくと主人公周りの話を作りやすくなります。転生者の場合、転生前の家族、転生後の家族を設定。転移者は現代日本にいる家族。現地生まれは現地の家族となります。設定が面倒なら天涯孤独の孤児とかでもいいです。ただ、家族設定してると、家族回想するシーンとか、家族が事件を運んできたりとか設定できるので、できれば設定しておいた方がいいかなと。

⑧身長→これも設定はあった方がいいかなと。一人称ではカメラの持ち手になってしまうので、主人公容姿あまり必要ないんですが、読者的には長身なのか、小柄なのか情報が欲しいかと。

⑨体重→これも⑧と同じです。巨漢なのか、小太りなのか、マッチョなのか、細マッチョなのか、ガリヒョロなのか情報が欲しいかと。

⑩スリーサイズ→女性キャラのみ設定してくださいませ。あると便利、私は女性キャラはここから決めていきます。設定しとくと書籍化の際、スタイルバッチリの美女がイラストで用意してもらえます。男子のスリーサイズはイラナイ子ですが。いや、いるのかもしれないけど、自分は用意してないです。

⑪肌の色→これも種族で色が変わったりするし、読者への主人公イメージを作り出させるために必要な情報なので設定してください。

⑫瞳の色→これも⑪と同じく、種族で変わったりするし、、読者が主人公をイメージしやすくするために情報なので設定してください。

⑬髪の色→これも⑪と⑫と同じ、読者へ渡す主人公イメージデーターなので、設定してください。

⑭髪型→これも主人公イメージデーターなので、設定してください。細かく設定してもいいですが、大雑把な髪型のテンプレを設定してもらえばいいかと。細かい髪型の名称は理解してもらいにくくなると思うので。

⑮外見上の特徴→種族的な特徴(角があるとか、尻尾ある、肌がうろこ状、etc)とか、ほくろ、眼鏡、リボン、傷跡、火傷あととかあれば設定してください。

⑯生い立ち→転生キャラの場合、転生前情報とお話が始まる前までにあったエピソードなどあれば記入しとく。転生前情報はあると助かるかも。なくてもなんとかなりますが。転移者の場合は転移前情報を設定してください。学生だったのか、社会人なのか、それともニートだったのかとかだけでもあるとお話のネタが膨らむので。現地生まれの場合は、物語開始前のエピソードとかあれば記入しといてくださいね。この辺の生い立ちエピソードは回想や幕間にシーンで使えるネタになるんで、埋めれそうなら埋めた方がいいです。出なかったら、なしでもなんとかなるとは思いますたぶん。

⑰性格→主人公の性格を設定してください。細かく決めておいてもいいけど、ざっくりとした性格パターン載せておいたので、そちらから選んでもオッケーです。性格は主人公の行動原理に影響を与えたり、規範意識のベースになるものかと思います。冷静な性格を設定して、何の考えもなく突撃していく主人公は違和感しかないと思います。性格に応じてリアクションが限定されると思います。

⑱口調(語尾)→主人公の喋り方を設定してください。一人称だと独白もこの口調に影響されますので、きちんと設定しておいてください。代表的なのを載せておいたのでそちらを選んでもらってもよいですね。普通のですます口調にしといた方が無難な気もします。方言とか設定すると、後で色々と苦労するので。

ここからはオプション設定としてあれば記入してもらえば、話のネタとして増えるものです。なければ飛ばしてもらってもお話は書けますのでご安心を。

⑲趣味→主人公の趣味があれば設定してください。幕間シーンとかで趣味回入れる時とかに重宝します。

⑳特技→主人公の特技あれば設定してください。主人公を深堀する回とかで、こういった情報があると助かります。

㉑好きなもの→これもあれば主人公深掘りに際して助かる情報です。

㉒嫌いなもの→同じく主人公深掘りの際しての助かる情報です。

とりあえず、埋めてもらえば主人公となるキャラクターの容姿や性格、生い立ちとかが、書く側の自分たちにもふわっと把握できたかと。

お時間ある人なら、出来上がったキャラへ100の質問ぶつけてみるのもいいかも。

設定した性格や生い立ち等々を参考に、答えを返していくと、さらにキャラがつかめたりする気はします。

物語を動かしてくれる主人公キャラの情報は色々とあった方が助かりますが、なくてもふわっとどんな人か把握できてれば、書いてる間にポロリしてくれる可能性もあるかも。(キャラが暴走するって言うのは、そういうことかなと思うし)

自作で言えば、剣聖の幼馴染が書いているうちにキャラクターたちが、隠していた情報をポロポロと出し始め、最終的に三人のキャラがあのような形での決着を望みました。

最初は剣聖の幼馴染に虐げられ、辺境に逃げ出した主人公が、そこで出会った令嬢とスローライフ冒険開拓する予定だったんですがね。

書いてるうちに全く違う物に仕上がりました。

編集さんにもスローライフって言ったじゃないですかって怒られましたが、彼らがスローライフなんてしねぇ、ワイらはアビスウォーカーとその裏にうごめく組織を潰すんやって言い始めてしまったのでしょうがないです。結果オーライなのかは知りませんが。

気になった方はWEB版なり、書籍版なり、コミカライズなど読んでみてください。いちおう原作4巻時点でシリーズ15万部以上は売れてる作品ですので、完結+コミック3巻でもうちょい部数が上乗せされた感じっす。

コミカライズ最新刊!

宣伝おわり!

キャラクターの能力設定

で、続いてはキャラクターの能力設定に入るわけですが。

なろうファンタジー限定って区切らせてもらいましたので、ステータスやスキル系でやらせてもらいますね。

現代ファンタジーとかならスキル→異能にすれば問題ないかなって思います。

0を1にするために書くお話のキャラクター設定というところなので、あまり細かいところまでは決めません。

レベルが上がればそこをこだわってもらえばいいしね。

要はお話を書くために最低限必要なキャラクター作りとして、今回の方法を喋らせてもらっているだけですし。

というわけで、能力設定入ります。

ツイートに貼ってある基本能力の方をみてください

①基本能力 筋力: 知性: 器用さ: 体力: 素早さ: (5つの能力の中からSSランク一つ、Fランク一つ設定してください)

②SSランクを与えた能力に関するチート能力を一つ作ってください(スキル○○で大丈夫)。スキル能力も説明してくださいませ。

①主人公の基本的な能力を割り振ります。SSは超得意とか一番高い能力、Fは超苦手とか一番低い能力。どちらも一つずつ割り振るようにしてください。

今回は分かりやすくステータス欄でよく見る五つを設定しましたが、これ以外でも設定してもらって大丈夫です。たとえば火・水・風・土の四大属性とかね。

色々と設定してもらえばいいかなと。

②SSランクを与えた能力に関係するチート能力を一つ作ってもらう。スキルなんちゃらでいいですよ。

体力にSS振ったらスキル『マッスル』とか、素早さにSS振ったら『影分身』とか、とにかく関係しそうなスキルならなんでもよいです。

スキルの名前に関係した能力の説明も同時に考えてください。

このへんが今後作るお話の骨格を作る時に関係してくるところなので、頑張って設定してもらえると助かります。

SSランク振ったのだけじゃ決め切らんって人は、Fランクを振った能力にデバフがかかる効果を入れれば、なんぞにょきにょき出てくるかもしれません。

私が考えると、筋力SS 知性F で、スキル【脳筋】

スキル【脳筋】の効果は、物理攻撃力・物理防御力100倍になる代わりに、魔法攻撃力・魔法防御力0になる。

って感じです。

SSランクは主人公のチート能力、Fランクは弱点としておけば、わりと面白味のあるキャラになるかと。

完璧俺TUEEの場合、ここは全部SSランクになりますが、あれはあれでキャラ造形が難しいので、得意分野と苦手分野持ったキャラを最初はお勧めします。

ここで作った能力値とスキルは1の主人公キャラの情報に統合しておいてください。

能力やスキルの都合で、性格や生い立ち、口調などを変化させた方がいいなとか思ったら修正しておくといいかも。

とりあえず、1と2を埋められたら、それなりのバックボーンを持った主人公君ができてるかと思います。

今の自分の頭の中には、スキル【脳筋】を持った転生者で、熱血タイプの性格を持つ金髪碧眼のTS女エルフがいますね。

ギャップがありすぎて、ツッコミどころ満載の主人公キャラな気もしますが。

重装鎧を着込んで、メリケンサックを装備してアップしてる感じです。

魔物見つけたらエルフなのに魔法撃たず、拳で殴りに行く近接ファイターちゃん君です。

転生前は格闘家だったとかよいかもしれませんね。

って具合に生い立ち修正とか入ります。

みなさんもぜひとも作ってみてください。

②ヒロインを作ろう

主人公の相手役、お話を主人公と共同して進める係、なくてもいいけども、あった方が映えるし書くことが増える。

なので、できればヒロインは居た方がいいかな。

なろうファンタジーの場合、不在でも問題ない場合も多々あるとは思うけども。

とりあえず、主人公で使ったキャラクター設定を利用し、キャラメイクしていってください。

で、続いてヒロイン能力の設定ですが、主人公のFランクだった能力をSSに当ててください。

主人公は知力Fランクだったので、ヒロインが知力SSとなります。

あと、Fランクは別のものに一つ振ってください。

ヒロインは、主人公と能力が被らない方がお話し的に書きやすくなると思います。

ダブル脳筋はいらない。いや、でもそれも面白そう。

ダブル脳筋はレベルが上がったら挑戦してもらってもいいかなと思いますが、とりあえず0から1になるためには対比できる主人公とヒロインを造形した方がいいかなと思います。

ヒロインは基本的に主人公の支え役なので、スキルとかなしでもいいけど、オプションとして付けてもいいかも。

知力SSによるスキル【絶対魔法防御】とか与えてみる。

Fランクは器用さに設定します。

ヒロインちゃんの造形完了、知力SS 器用さFのスキル【絶対魔法防御】を持つ、臆病な性格の現地の人間の茶髪ちんちくりんな女の子魔術師が、自分の中ではできあがりました。

絶対魔法防御を与える対象者への行使に器用さが必要なため、主人公が無敵化できるスキルが命中するかハラハラするヒロインです。

明後日の方向に飛んで行ったら終わりですね。

でもバッチリ当たれば、主人公は無敵の人になります。

これだけで5000字くらいの短編のお話が作れるかなってくらいの情報は集まったかなと思う。

TS主人公とヒロインで見た目百合、中身男女ってフックをしかけたのは、悪い癖。

話が逸れそうなので戻しますが、主人公とヒロインのキャラメイクが終われば0.5まで成長したと思います。

まだまだ先は長いですが、この作り出した二人を使って、お話を作っていかねば。

それにしてもキャラメイクは楽しくていくらでも時間を注げてしまえる気がする。

基本二人いればセリフの掛け合いが生まれる。

説明役と聞き役って感じで世界の設定を語ることができるし、ボケとツッコミという形で雑談をさせてみることもできる。

たとえば、さきほど主人公キャラメイクところで、主人公への100の質問(100じゃなくてもいいけども)を、ヒロイン役がインタビュアーとして聞いてみると会話として成立していく。

それだけで、出会いのシーンの形はほぼ完成してるかなって思う。

私が作ったTS女エルフが、最初に出会った現地人のちんちくりん女魔術師に色んな質問をインタビューされてる。

みなさんが作った主人公とヒロインはどうですか? 喋ってくれますか?

インタビューする側もされる側も性格とか、口調とかで受け答えは変化すると思いますし、キャラの解像度が高ければすいすいと会話が成立していく感じになってるかと。

というわけで喋ってくれる主人公とヒロインがいれば、お話は動くと思いますが、サブキャラもそれなりに居た方がお話を膨らませやすいとは思います。

おまけ:サブキャラ造形

サブキャラを魅力的にしすぎると、主人公やヒロインの影が薄くなると言われてしまう。

かといってあまりにも魅力のないキャラだといらないわけで……。

基本的にサブキャラは主人公とヒロインを助ける存在くらいに考えておいた方がいいかと。

能力的には三番手、主人公の前に敵と戦い苦戦する役とか与えると役に立ってくれます。

読者の頑張れがサブキャラにながれるかもしれませんが。

主人公たちをサポートするキャラクターとして2~3名くらいネームドキャラが居た方がいいかなと思います。

サブキャラ候補は動物とか、モンスターとか喋らないキャラも有効な手段ではある気がします。

モフ癒し効果(難易度たかい)とか、動きを描写するだけで場が成り立つので、セリフの掛け合いが簡便化される。

サブヒロインとして女性キャラを設定してもいいかな。

サブキャラとしてサブヒロインを作る場合、ヒロインと性格や能力が被らないようにキャラメイクしておくことをお勧めします。

10万字までの適正キャラ数

個人的な考えですが、10万字の作品でネームドキャラは多くて10人くらいまでが限界かなって思います。

商業的な話をすると、キャラデザしてもらえるキャラは、1巻でだいたい5人くらいまででしょうしね。

あと意外とキャラの名前は覚えられないとか、間違って覚えられることは多々発生します。

自称もそれぞれのキャラで使い分けた方が、セリフの掛け合いになった時、判別しやすくなるので、キャラメイク時点で被らないようにしておいた方がいいかと。

誰のセリフだっけってなるの防止の観点でも、キャラクターの自称分けはしておいた方がいい。

自称が私だらけのキャラ4人で対話のシーンを完成させるのはプロでも至難の業だとおもうので。

語尾、口調で書き分けはできると思うけど、自称を分ける方が難易度が下がると思われます。

サブキャラはヒロイン護衛役の狼とかにしときますかね。

臆病なヒロインちゃんが子供時代から飼ってた狼。

漆黒の毛並みとかっこよくないっすか。

知性は人並みでヒロインの指示には従うとかよいかも。

けど、ご飯に釣られちゃって、くれる人に尻尾を振る子。

ってわけで、10万字書くための最低限のキャラクターは揃ったかと。

実際はモブ的なキャラとか、イベントキャラもいりますが、それらは主人公パーティーに加わった時にだけ簡易キャラメイクすればいいかなと思いますので、今んとこは割愛。

わたしの中では、金髪碧眼で重装鎧とメリケンサック装備したTS転生熱血【脳筋】女エルフと、めちゃくちゃ臆病で【絶対魔法防御】を持つちんちくりんな現地人間のノーコン女魔術師と、人並みの知性を持ち、漆黒の毛並みを持つ食いしん坊狼の三人グループができました。

とりあえず、キャラメイクはこれくらいで終わり。

キャラメイクしていく中で、お話がムクムクしてきてたら、シーン単位でもいいので簡易的なメモを取っておくことをお勧めしまーす。のちのイベントとかに組み込めるシーンになるかもしれないので。

次回、世界設定編へ続く