「ほんとうに素敵だなあ」という方たちといっしょに運営しています、ちいさな文芸部あるいは同好会みたいな場所です。 マガジンに入れてアップしたら、お互いにコメントをそっと無理なく送り合うような……漠とした広い読み手をあまり意識しすぎずに、けれど書くものはじぶんだけの場所よりは少し自由だったり冒険してもいいような……。 「これってどうかなあ」みたいなものもハードルをあまり気にせずマガジンに入れられる、そんな場所にできたらなあと考えています。 また「どんな果物が好きですか?」みたいな掲示板的な運営メンバー同士の交流も大歓迎です。 はじめてで行き届かない部分あるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
しんきろう
小説・童話をまとめたマガジンです。(2019〜)
エッセイや日記などをまとめています。
短歌や俳句、川柳などをまとめていきます。
イラストや絵に関する記事をまとめていきます。
桜散り通る景色が薄化粧 名残惜しみつつ家路を急ぐ 止まらない涙をそのまんまにしてすべて静かに流れ出すまで 親知らずが虫歯になって超滲みる すべてのことが滲みて感…
記憶から消し去りたいと思っても消えたりしない記憶はすべて 日々のことそのことごとをこなしてく空にオーロラ夢はみるもの 体調が悪くて何もできなくて出来たのは「休む…
見ていただき、ありがとうございます。
僕らみな 途方に暮れながら 明日に向かって 今日を過ごしてる 油断すると すぐに離れる 愛情を 手放さないよう 気をつけながら ひとりがひとりを …
見ていただき、ありがとうございました。
もっと愛すべきだった かなしみの波がすべて やさしくさらっていく ピースオブケイクに ロウソク一本立てて 吹き消した笑顔が いつまでも残ってるんだ …
桜散り通る景色が薄化粧 名残惜しみつつ家路を急ぐ 止まらない涙をそのまんまにしてすべて静かに流れ出すまで 親知らずが虫歯になって超滲みる すべてのことが滲みて感じる 自分ではどうすることも出来なくて空を見ていた風に触れてた 風が吹き何か思って振り向いた君と目が合い世界を紡ぐ
生きていて「これは何の時間なんだろう」と思うことがたびたびある。何をするでもなく、ショートしたように固まっている時間。でも、そういう時は、整えていると思うことにした。うまく生きていくために内面外面ともに整えるための時間が必要なんだ、と。そう思うようになってから少しだけ落ち着いた。
横になっていると、ふとした時に涙の流れることがある。それはこめかみに向かって流れて、ひとすじの川を作る。特にかなしいことがあるわけでもないので、はて、と思うのだけれど、わたしの心の気づいていないかなしさを体が気づいてくれて涙にしてくれてるのだとしたら、ありがたいことだなと思った。
あなたとの交わした手紙 ひらり、ほらあたたかいでしょう したためた熱
生きていて考えること考えて感じていれば立派なものだ
うつうつとしたらばすぐに錠剤をぱくりと飲んで音楽で泣く
ふかふかのベッドへ横になる。悩みごとあれこれは隅のほうへ追いやって。そうして深夜のラジオを聴く。あったかい。声をころして笑う。夜だから、真夜中だから、言っても許されるんだろうか、そんなことも思う。額にはりついた前髪をかきあげて、あかるい気持ちをからだじゅうに巡らせて、目を閉じた。
記憶から消し去りたいと思っても消えたりしない記憶はすべて 日々のことそのことごとをこなしてく空にオーロラ夢はみるもの 体調が悪くて何もできなくて出来たのは「休む」そのひとつだけ なぜこんなうまくいかないことばかりはじけて香るサイダーの泡 もし誰も味方じゃなくて過ごせてもぼくは味方でいたいと思う
体調が悪くて何もできなくて出来たのは「休む」そのひとつだけ
日々のことそのことごとをこなしてく空にオーロラ夢はみるもの
僕らみな 途方に暮れながら 明日に向かって 今日を過ごしてる 油断すると すぐに離れる 愛情を 手放さないよう 気をつけながら ひとりがひとりを 自分をもしくは誰かを 大切に思う力は きっと強い 僕らみな 途方に暮れながら 嘘をつかずに 昨日から今日へ 一歩踏み出し続けてる
もし誰も味方じゃなくて過ごせてもぼくは味方でいたいと思う
記憶から消し去りたいと思っても消えたりしない記憶はすべて
もっと愛すべきだった かなしみの波がすべて やさしくさらっていく ピースオブケイクに ロウソク一本立てて 吹き消した笑顔が いつまでも残ってるんだ もっと壊すべきだった ぼくらを捕まえていること 喜びを溢れるままに 受け入れることができたのに ピースオブケイクに ロウソク一本立てて 吹き消す前に笑った あの笑顔を忘れない 忘れない