移り住んでは来たものの、私は移住者ではないのかもしれない。金沢移住者交流会に行ってみた。
2023年11月25日
金沢市が開催した移住者交流会に参加してみました。
動機は、前回の投稿に続き、なじみのない土地に移住してきて友達ができないという悩みを解消するためです。
この交流会の存在が知れたのは、
金沢市移住者ネットワークというホームページがあり、他の移住者と交流する機会がないか過去に問い合わせをしたところ、この交流会の予定を教えてもらえたからでした。
金沢市には、地域力再生課という、移住者などの視点を生かした地域活性化をする課があり、交流会の開催は今回が初めての試みだったそうです。
こうやって、noteを書くために組織の目的などを調べてみると、場違いなところに行ったんだなって感じもしましたが、現地に行ってみて感じたモヤモヤを書きたいと思います。
それが、私は移住者ではないのかもしれない。
ということでした。
まずは自分の言葉の理解が間違っていたかもしれないと思って「移住」を辞書で引いてみました。
あってました。一応もう一個引いてみました。
なるほど。
移住という言葉には、開拓者というニュアンスが含まれているようです。
これが私のモヤモヤの原因だったようです。
会場に集まった移住者たちは、私とどこか属性が違うように感じました。
きっと移住者の多くは、いくつかの街を検討して、この街を選んで移住してきたのでしょう。
私は、簡単に言うと老老介護をする親を放っておけないというのが最大の理由で、親の故郷が別の街であればそこへ行った人です。
私が求めていたのは、移住支援ではなく、孤独・孤立支援だったようです。
だから、私は移住者ではないのかもしれないと感じたのでした。
ちなみに、この数日前に面白い出会いもありました。
福井県が認可しているらしい、社会人サークル「テグル」に遊びに行きました。
参加者が多い日だったそうで、17人が集まってボードゲームをしたり、公園でお弁当を食べながら紅葉を見たり、モルックをしたり、イルミネーションを見たりした盛りだくさんな日でした。
石川からの参加者も7名居て、石川にはこういう社会人サークルが無いから、来てくれるんだと主催者の人が言っていました。
今年は石川の人も増えているそうで、石川での活動も増やしていけるかもと言ってくれていて、適度にユルくて仕事では会えない人と会えるコミュニティは、広島に居たときの「ボカロフ」や「週末ボードゲームナイト広島」を思い出す場所でした。
岩国でボードゲーム会を開いていたとき、市営の施設でボードゲーム会を開こうとして門前払いされた事があり、行政と協力してコミュニティ作りをするなんて想像もしてなかったですが、
こういうサークルが県に認可されたり、市が移住者の交流会を開いたり、社会が変化しているのかもしれないと感じた数日間だったので、
誰かの何かにヒントになればと思ってnoteを書きました。
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