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写真と旅がしたい話。

フェリーで北海道へと向かっています。
色々あったけど、ようやくカメラを積んで家を出ることができました。
色々凹んでたけど、なんとか。ここまででちょっと涙出そうなくらい。笑)
苫小牧着は夜。やることがないのでビールを呑みながら、つらつらツイートしていたのでまとめてみます。

写真を撮ってみたいという人の数が増えて、レクチャーとか機材の話って大切だしニーズが急増しているのはわかる。誤解を恐れずに言えば、写真は観る人が主役だったけど、撮ってみたい人、撮りたい人にも主役の座が移り始めているという時代の変化なんだろうね。

だから、というわけでもないけど、ビギナーさんへの裾野を広げるレクチャーってとても大切。そこにはもちろん、子供たちも含まれる。被写体に興味を持つ、とか写真を撮ってみたいというきっかけ作りをお手伝いする。写真に限らず、カメラを持つことで自然を好きになる、とかそういうことも。

そういう取り組みになるお仕事なら、お手伝いしたいということで少しだけど実践して来た。例えば石垣島の子供たちに北海道の大きな動物の写真を見せたり、尾瀬を親子たちとカメラ片手に歩くというイベントの講師をしたり...。
では自分自身はどうか。

自分には人に難しいことを整然と教えることはできなさそうなので 笑) インターネットでそこが上手な人のお話をたくさん見て勉強させてもらった。 きちんと学校とかで学んだわけでもないしね。知識無いし。
もう一つ、自分がやってること、特化しているわずかなノウハウは、危ないし時間がかかりすぎるので共有できないということもある。

既に自分の意思で写真を撮り始めた人は、もう勝手に構図とか機材の勉強を始めると思うし、ネットに素晴らしい先生たちが沢山いる。
俺も含めて幸せな恩恵に預かっているなと。そこは一方通行で。

むしろ双方向で話をしたいのは「写真を撮るってどーいうこと」とか「なに撮るの?撮ってるの?」てことなんじゃないかな。 動物撮ってます、とかだけじゃなくて、動物のなにを撮ってるの?的な話。

写真の話とカメラの話は違う。
『彼と会う時は写真の話をした。と言っても、機材の話などではなく...。』
俺の好きな写真家さんたちは、自然とそんなことを言う。ほんとにその通りで、当たり前のことだとも思う。

簡単に言ってしまうと、俺の場合、写真の芯のところは、例えばポートレイトなら、何ミリのレンズを使って撮るか、とか構図の工夫とかいうことよりも、その人とどう向き合っているか、ということの方が興味深い。

俺は写真の話をしたいよ。
別に機材の話が嫌いというわけじゃないんだけども。むしろ好きなんだけど、それはまた違うお話。笑)

まあ俺だって、難しい特殊な被写体選んでなければちーさなかめらに、小さな単玉一つで旅に出て写真撮ってたと思うな。

写真のことを考えていると、旅に出たくなる。
俺の写真の原点は旅だったけど、実は旅でしっかり写真を撮ったことは、まだあまりない。

なんてことを考えながらnoteを読み漁るフェリーの上でした。

ビールもう一本呑もうかな。

#写真 #撮ること #旅 #旅行 #travellingdays

いただいたサポートは、旅費や機材など新しい撮影活動の資金とさせていただき、そこで得た経験を、またこちらで皆様にシェアしていきたいと思います。