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来たるWEB3時代!!ソフトウェア・エンジニアに必須な技術はこれだ。

シンギュラリティ・ソサエティ代表の中島が、今猛烈にハマっている技術がこれだ!そしてこれがWEB3の時代に必須な技術になると確信しているようです。そんな中多くの「気付き」をツイッターで連投していたのでnoteに転載しました。


中島:NounsDAOに入って以来、DAO、NFT、Solidity、Dapps などについて、ソースコードの奥深くまで立ち入って理解を深めている。まさに不思議の国に迷い込んだアリスの気分。色々な「気付き」があったので、連投で書いてみる

まず純粋に技術的に見て、これは真のイノベーション。Bitcoinの凄さはSatoshiの論文を読んだだけですぐに理解出来たけど、Ethereumのスマートコントラクトの素晴らしさは、実際にコードを書いてみないと分からない

とにかく素晴らしいのは、スマートコントラクトが「ビジネスロジックを含んだ(Model View Controller)のModel」として機能する部分。スマートコントラクトさえしっかり作っておけば、単にセキュアなだけでなく「約束ごとをオープンな形でちゃんと守る」サービスを作ることが出来る。

Nounsは、「入ったお金は全てトレジャリーに入る、開発者は10個に1個のNFTをもらうだけ」という約束の元に始まったが、それは単なる約束・契約ではなく、スマートコントラクトに刻まれた、誰にも変更することが出来ない「鉄のルール」

FacebookやGoogleのようなWeb2.0な企業は、自分の都合でいつでもルールを変更できる。政治家も選挙期間にした公約を、当選後に平気でやぶれる。しかし、スマートコントラクトに刻まれた約束は、変更が不可能だし、誰でもその存在を確認出来る。

DAO(Decentralized Autonomous Auganitation)は、まだ始まったばかりで未熟だけど、この「誰に変更出来ない、オープンな約束」の存在が、社会を根本的に変えるポテンシャルを持つ。会社だけでなく、国までも。

DAOはあまりにも革新的であるため、従来型の会社法、税制、国境と相性が悪い。なので、しばらくの間は、色々と問題が生じることは明らか。「DAOに集まったお金は課税対象か?」という議論が典型的な例。

「DAOが発行するNFTが株と同じ役割を果たすなら、今の法律に基づいた情報開示を行うべき」という議論も同様。会社の情報開示に相当するのが、スマートコントラクトのソースコード。政治家や官僚にそこが理解出来ない限り、議論は進まない。

そう考えると、スマートコントラクトが読める・書けるエンジニアは、これからの世の中にとって不可欠な存在。弁護士が契約書を読む代わりに、エンジニアがスマートコントラクトを読む時代が来る。

なので、来たるべくWeb3の時代に活躍したいのであれば、スマートコントラクトの勉強をすべき。私のお勧めはクリプトゾンビ。ソフトウェア・エンジニアであれば、1, 2週あれば「ERC721とは何か」が理解出来るレベルに一気になれる。

そして、クリプトゾンビが全て理解出来たら、Nounsのソースコードを読んでみてください。ノウハウの宝庫です。こんな「お手本」がオープンソースであることを感謝すべきです。

クリプトゾンビとNounsの読解を終えたら、次は実際のDapps作りに取り掛かって下さい。一緒に開発する仲間が欲しい、何を作れば良いかアイデアが欲しいのであれば、私にDMを下さい。優秀でやる気のあるエンジニアはいつでも大歓迎です。


おわりに
シンギュラリティ・ソサエティでは、テクノロジーがどのように社会に影響を与えるか、様々な議論をしています。 DAOなどに代表されるブロックチェーンやスマートコントラクトのテクノロジーは、社会や経済の仕組みをコード化し、透明且つ効率に仕組みに刷新する可能性を秘めています。
現在、シンギュラリティ・ソサエティでは、DAOやDeFi、Smart Contractなどの勉強や開発、NounsDAOへのプロポーザルプロジェクトなど、Web3の活動も行っています。今後もこれらに関する記事を発信していきますのでお楽しみに!


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