【伴走スタッフ日誌9】シングルマザーズデジタルキャンプ・プチコース2期実施レポート:仲間との交流と学びのシェア①
シングルマザーが「自分らしくはたらく」を目指す就労支援プログラム「シングルマザーズデジタルキャンプ」。
伴走スタッフの檸檬です。今回は「仲間との交流と学びのシェア」をテーマにスタッフの目線から気づいたことや感じたことをご報告します。
2月からスタートした シングルマザーズデジタルキャンプ プチコース2期生は、プログラムも残すところわずかとなりました。
わたしたちシングルマザーの感じていること
日本では、さまざまな家族の在りかたへの理解が広がりつつあります。
しかし、実際の多様なシングルマザーの存在にも関わらず、メディアで強調されるステレオタイプなシングルマザー像の印象が強いため、偏見がまだ根強く残っています。
周囲にひとり親であることを公言していなかったり、環境の変化に伴い周囲とのつながりが薄れ、孤独を感じる場合もあります。
就労支援プログラムに必要な「仲間」
プチコース2期生の応募フォームには「本プログラム参加にあたって期待することをお選びください」の質問に11個の選択肢があります。
この質問の回答では「信頼できる仲間ができること」「仲間と共に成長できること」にチェックを入れた人が、実は、95%もいました。
このことからも、自分らしいキャリアを探求する過程で、仲間の存在がとても大切であることが分かります。
シングルマザーズデジタルキャンプは、「仲間」と一緒に歩むからこそ前進できるようにプログラムが設計されています。
「仲間」を感じるコミュニティ
シングルマザーズデジタルキャンプ プチコースはすべてオンラインで完結するコースです。
ここでは、全国から参加したさまざまなバックグラウンドとキャリアを持つシングルマザー同士の交流も生まれます。
プログラムで目指す「自分らしく働く」の答えは、それぞれの中にあります。このプログラムを通してそれを見つけ、その輪郭をより明らかにしていくのです。
みんなが同じ職業の訓練をするプログラムではないからこそ、交流の場では多様な視点がダイナミックに交差する面白さがあります。
コミュニティの場に大切なこと
まず交流する場の大前提として、お互いを尊重した安心・安全な場である必要があります。
シングルマザーズデジタルキャンプで大切にしている「心理的安全性を高めるための工夫」については団体公式ラジオでお話していますので、ご興味があるかたは、下記よりお聞きください。
心理的安全性が整い、信頼できる仲間に対して、参加者が希望や望みを口にでき、「切磋琢磨する仲間」へのリスペクトや安心感を感じられる場になると、学びや成長にも相乗効果が生まれます。
役割の違う3つの交流の場
シングルマザーズデジタルキャンプでは、性質の異なる3つの交流の場を用意しています。
距離感やスタンスの違う交流の場があることで、学びと成長の相乗効果を生み出すことができます。
それぞれの交流の場の特徴と様子については、次回レポート「仲間との交流と学びのシェア②」としてご報告しますので、お楽しみに!
文責:檸檬(伴走スタッフ)
よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはひとり親の心身のセルフケアとエンパワメントの支援活動に使わせていただきます。