見出し画像

【開催報告】シングルマザーズデジタルキャンプ第3回「健康的な対人関係を築く~自分も相手も大切にする方法~」

こんにちは、本講座の講師を担当しました高橋ライチです。土曜日の早朝6:30から8:00AMシングルマザーズデジタルキャンプ第3回集合研修「健康的な対人関係を築く~自分も相手も大切にする方法~」を開催しました。

夏至を過ぎ早朝でも外は明るく、直前までストレッチと瞑想で整えて参加された方もあり、初回よりも活気が増していました。

学びのピアサポート

連絡用のチャットでは、運営からの案内だけでなく、

「このデジタルトライ講座に出ました」
「オンラインでつないで作業しませんか」
「今日は途中退出なので後で復習の会をしてシェアしてもらいたい」
「◯/◯の◎時から、シェア会をやります」

など日々、受講生同士の活発なやりとりがあります。学びの意欲と定着に大きな効果がありそうです。

自分も相手も大切にできる

前回、感情と望みの仕組みについて学んだことをベースに、身近な人との間で、どちらかが「我慢」したり「支配」したりするのではない「健全で対等な関係」をつくるコミュニケーション方法を学びました。

仕事でも家庭でも使えるスキルです。

協力できたらお互いが幸せ

「相手に悪いから」と自分で抱え込んでしまうと、孤立や対立を生みます。

自己開示して、相手の状況やニーズにも配慮しながら、お互いにとってよい形で連携できると、今よりもっといい関係になれる。
そこまで思い描いて協力をリクエストすると、スムーズにいきます。

子どもと一緒にトレーニング

言葉で伝えること、言葉にならないことを想像すること、やりとりの中で調整すること…どれも人と生きていくために必要なスキルです。

いつか巣立っていく子どもにもつけてほしい力を、日常の中でともに磨いていけるといいですね。

参加者の声

今までは自分側の湧き出る感情だけが心の中を占めていて、我慢していてそれが不満やイライラにつながっていました。言葉で丁寧に教えていただいたことによって気づきをいただき前向きな気持ちにさせてもらえました。

最後の「子どもにも手渡したい自立の要素」というところにはっとさせられました。家事分担や仕事など、どちらか一方が自分の気持ちを飲み込んで我慢してしまい、それでどんどん関係性が悪くなる、、ということ、もはや社会問題的に起きていることかなと思います。何より私自身が自分と風通しよく、そして子どももそれを実感してもらえたら、子どもも楽に生きていけるようになりますよね。基本を大事にしようと思いました。

どうしても〈自分さえ謝って丸くなるなら(自分が悪くないことでも)謝っちゃえ〉とやっちゃうことがあり、仕事上で損をしたことを思い出しました。自分を尊重するというニーズを意識しつつ、やっていないことについては謝らない、事実を淡々と述べることをやってみようと思います。

毎日何かに追われているのは自分だけだと、吐き出せない感情をしまっていました。同じ境遇の方の話をきいて、悩みは違えど、共通するものがある、と勇気をもらえました。

講座で習った「親兄弟へのお願い」、いつもかかっているカウンセラーさんとも相談しつつ、実際に試してみました。そうしたら、人生で初めて、親に「すっ」と引き下がってもらえた感覚がありました。とても驚きました。果たし状を渡したい相手だからこそ、相手の選択肢を尊重した言い方をできたからよかったのかなと思います。また、私のほうが申し訳無さや自己卑下の表現をしなかったのもよかったようです。まだ今後どうなるかはわかりませんが、初めて自分だけの自分の人生を生きられることを実感しています。

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはひとり親の心身のセルフケアとエンパワメントの支援活動に使わせていただきます。