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離婚とは一言で定義できないもの、と思う。

こんなゴシップ記事をみた。
離婚を発表した芸能人のコメントがツッコミを受けていると。
1つは「本当に幸せな結婚生活でした。」というもの。
そしてもう1つが「共に歩んだチームの決断です。」というもの。

私はというと「分かるわ~」という共感でしかない。
自分が離婚するまで、離婚は嫌い、大嫌い故の結果しかないと思っていた。
しかし、実際は結婚っていろいろな思いがあるのだなと分かった。
嫌いで別れるのではない人も多くいると分かる。
正確には、嫌いな部分もあるし、好きな部分もある。のではないかと思う。

私が今、元旦那さんに抱いている気持ちは
「赤の他人の中で一番好きな人」である。

いいところも悪いところも知っている。
そして相手も私のいいところも悪いところも知っているだろう。
私のことを知らない人や表面的にしか接してない人よりも近くに感じている。
もちろん、嫌いな部分があって、そこだけを見ると「キー」となる。
でも人っていろいろな面があって1面ではその人を100%表すことはできない。

私も幸せな結婚だったと心から思っている。

で、だったらなんで別れたんだ。
というのが最初に書いた芸能人のコメントへの批判と同じ気持ちにさせるだろう。

「好きだから別れた」なんて臭い言葉があるが、ドラマの見過ぎだと思うだろうが、実際にそれもある。
これ以上傷つけたくない、傷つきたくない。
別れた方が幸せになるのではないか、幸せにしてあげるのではないか。
他の人生を歩んでみようと一瞬頭をよぎったというのもある。
間が差した。もあるだろう。
本当は離婚までのことではなかったのに、引くに引けずそうなったという面もあった気がする。
あー夫婦間のことは複雑だ。

複雑だからこそ思う。
よくよく2人で話しあった結果なら、離婚の選択肢はあると。
明るく、幸せしかない離婚はないと思うが、前向きな離婚があると思う。
その場では前向きではなくとも、ゆくゆく、おいおい前向きな気持ちに心境が変化する離婚はあると思う。

私は、よくよく2人で話し合わなかった。文字で1、2行しか交わさなかった。それに悔いが残るけど、お互いが未熟だったよね。似た者同士だったよね。タイミングがそういうタイミングだったよね。
今はなんとなく納得している。

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