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【講演】日本プライマリ・ケア学会 トランスジェンダーとヘルスケア

2024.06.08
浜松でトランスジェンダーとヘルスケアの講演でした。
プライマリ・ケア学会は参加は初めて。
シンポジストでした。

会場は優しい雰囲気で、立ち見も出るほどでした。
このような機会をくださり、ありがとうございました。

抄録
会場撮影


学会講演ではいつも
【トランス外来での臨床現場のリアル】を医師・医療スタッフに伝えています。


プレゼンしている時に瞼を閉じると。

外来で話してくださった、たくさんのトランス患者さんの一人一人の姿が目に浮かびます。

医療現場でこんなことを困ったよ。
どうにかならないの?

【もし、お医者さんにこんな人がいれば】
【もし、クリニックがこうだったら】
【もし、トランスにもっと理解があれば】
【もっと、どんなジェンダーでも通いやすい病院があれば】
【安心できる病院があれば.....】

今の日本にはまだないけど。
あったらいいな、の【if】を話してくれた患者さんを思い出すと。

他の医師たちに伝えなければいけない内容が次々と口から出てきます。

講演一部スライド


トランスフレンドリーな医師が増えますように。
素敵なシンポジウムでした

もし今、10年前の医学生の自分に会えたとして。
今日の講演のことを話したら。
「トランスジェンダーのシンポジウムが学会で開催されるなんて。
そんな未来は考えられないね。」と、きっと言うでしょう、ね。


にじドク、ありがとう。
金久保先生、坂井先生、ありがとうございました。

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