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【フラホル】血液検査の必要性について

女性ホルモン製剤は、インターネットで購入しやすいですよね…
インターネットで女性ホルモン製剤を購入し、自己管理・調整している方は思った以上に多いなあ…と感じています。

今日は"見守り フラホル"について書きます。

フラホル:フライングホルモンの略になります。
医療機関を受診せずに、個人で女性ホルモン製剤を購入し、調整されている方は、「フラホルをしている」などおっしゃる方もいますね。

フラホルについては、トランスジェンダー女性のサポートも行っている乙女塾様のwebサイトにも記載がありました。

ジェンダークリニックに通って診断書を摂取してからホルモン療法を開始することを正規ルートと呼びます。
一方で、自己判断で診断書なく自己輸入などでホルモンの錠剤を取り寄せ摂取する人たちもいます。フライングホルモン(フラホル)と呼びます。

乙女塾様webサイト記事より抜粋

患者様からのこのようなご相談が増えています。

「以前インターネットで女性ホルモンを購入しており、自分で女性ホルモンを調整していた。急に足が痛くなり血栓症ができ治療をした。今後の女性ホルモンについて相談したい。」

「親に反対されて、インターネットで女性ホルモンと抗男性ホルモン製剤を購入していた。疲れやすくなり、眠れなくなり、学校に行けなくなった。どうしたらいいかわからないので相談したい。」

女性ホルモン療法中の方は、血栓症リスクが高いので注意が必要です。
他の下記副作用にも注意が必要です。

女性ホルモン製剤の副作用

フラホル中の方。
インターネットで女性ホルモンを購入し、女性ホルモンを自己調整している方。

定期的に血液検査を行いましょう。
当院は、血液検査だけの受診もOKです。

【血液検査】
ホルモン療法採血セットの内容:貧血や多血症、肝機能、腎機能、ナトリウム/カリウムなど電解質、尿酸値、脂質異常症、糖尿病についての項目が検査できます。

【血液検査価格】

パーソナルヘルスクリニックwebサイトより

【検査可能なクリニック】
パーソナルヘルスクリニック ジェンダー外来

いだてんクリニック ジェンダー外来

*医師診察代+血液検査代がかかります
(医師診察料. 自費初診料:2,500円(税込). 自費再診療:1,000円(税込))

*インターネット購入について、何か強く言うことはありません。
 定期血液検査の受診のみもOKです。
 "見守り フラホル"を行いたいと思います。

*インターネットでの女性ホルモン製剤購入を推進しているわけではないです。
ただ、血栓症は非常に怖いですし、他の副作用の心配もあります。
抗男性ホルモン製剤と女性ホルモン製剤を組み合わせて飲んでおり、
女性ホルモンが足りていない場合には、更年期様症状(ホットフラッシュ、だるさ、眠気、やる気が出ないなど)が強く出る方もいます。

血液検査やホルモン薬のご相談だけの受診も受けています。
ご検討の方はwebサイトをご覧ください。

予約方法

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