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旬海堂さんの魚の粕漬けが美味しい

 昨夜の晩酌。
 日曜日に名取市閖上の「かわまちてらす閖上」を訪れた際、笹かまぼこで有名な佐々直さんのお店に立ち寄ったところ、店内で旬海堂さんの魚の粕漬も販売されていた。

ふんわりと口の中に広がる、新鮮な海の幸と極上粕の芳醇な香り…。

その昔、仙台藩62万石・伊達家直轄の漁港として栄えた由緒ある閖上(ゆりあげ)の浜。この伝統の地に本社、工場を置き、旬の鮮魚を一切れ一切れ手切りし、その身厚の切り身を「米どころ宮城」で仕込まれた地酒の吟醸粕と本場熟成仙台味噌を合わせた秘伝の粕にじっくりと漬け込んだのが「旬海漬(しゅんかいづけ)」です。

(株)旬海堂 – 名取市商工会ホームページ (in-shoko.com)

 購入したパックに入っていたお魚は3種類、それぞれ2切ずつ。
 真空パックの冷凍なので、日持ちするのもありがたい。
 昨夜はサワラを焼いていただいた。

昨夜の晩酌風景
宮城県産の白菜と北海道産のジャガイモ、タマネギの味噌仕立ての牛乳鍋
宮城・旬海堂さんのサワラの旬海漬焼き
山元町産の聖護院大根と柚子、蔵王町産の唐辛子の自家製ゆず大根
山元町産のかつお菜のおかか和え
旬海堂さんのサワラ

 粕味噌にじっくりと漬けこまれたサワラは、焼いている時から良い香りがしていた。焼きあがったその身はふっくらと柔らかく、箸でほろりとほぐれる。口に運べば、酒粕の風味と味噌の味わいがじゅわーっと広がる。これは、たまらない美味しさである。

自家製ゆず大根

  山元町で買ってきた聖護院大根と柚子は、蔵王町産の唐辛子、石巻のとろろ昆布と一緒に前夜漬けておいた。
 皮をむいて薄く切った聖護院大根を塩もみしてしばらく置く。その間にゆずを良く洗って皮をむき、皮を千切り。実は種を取って絞り、しぼり汁に砂糖とお酢、唐辛子2本、とろろ昆布をひとつまみ。しんなりとしてきた聖護院大根をさっと水洗いしてよく絞り、先ほどの柚子のしぼり汁で作った漬け汁に入れてひと晩おけば、自家製ゆず大根の出来上がり。
 聖護院大根そのものの甘みもあってか、前回より美味しく仕上がった。こうして自分で漬物を作ることが出来るのは嬉しい。

 酒粕に漬けた魚と柚子のお漬物に、合わせる日本酒はこちらも前日閖上で買ってきた佐々木酒造店さんの「宝船 浪の音」。
 宮城県産の酒米・蔵の華を100%使用した特別純米酒である。
 

宝船 浪の音 特別純米酒
宮城県産蔵の華100%使用
我が家のドンちゃん(土偶)も舞い上がる美味しさ
※ お酒の写真はすべて夫が撮影しております

 いやもう美味いのなんの。
 フルーティーながらどっしりとした味わいは、魚の粕味噌漬の濃厚な味わいにもゆず大根のさっぱりとした味わいにも、どちらにもよく合う美味しさ。
 昨夜も幸せ晩酌のひとときを過ごした。


 我が家の冷凍庫には、旬海堂さんの魚の粕漬がまだ入っている。
 多少残業があろうとも、冷凍庫にはあとは焼くだけの極美味のお魚が入っていると思えば安心。早く帰宅したくて仕事もはかどる。
 美味しいものは、元気のもとだと思う。
 さぁ午後もしっかり頑張ろう。

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