「もしもシャア・アズナブルが社長だったら?」を全力考察してみたら、類稀なる頭脳を駆使して一歩先どころか百歩先くらいを読み切ってて、天職は将棋の棋士ちゃうんかい!とツッコミたくなった!
【もし社長シリーズ 第12弾】
『機動戦士ガンダム・シャア アズナブル』
ついに来ました!40代以上のビジネスマンにはぶち刺さるガンダムシリーズ。その歴史あるガンダムの普遍にして永久欠番のガンダムファーストから、シャアアズナブル先生をピックアップ。改めて彼に焦点を当てて見ると生い立ちから来る人格形成やそれがもたらす差別化されたビジネススキルなど大いに学ぶことが多数あります!ぜひ参考にして下さいませ!
<過去の作品一覧>
第1弾:フリーザ
第2弾:碇ゲンドウ
第3弾:リヴァイ兵長
第4弾:安西先生
第5弾:煉獄 杏寿郎
第6弾:飛影
第7弾:ハドラー
第8弾:王騎将軍
第9弾:志々雄 真実
第10弾:エドワード・ニューゲート(白ひげ)
第11弾:夜神 月
がもし社長だったら(もし社長)も気になったらみてね!
もしも『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルが社長(CEO)だったら。どのようなマネジメントスタイル、コミュニケーションを用いて組織統制していくのか?が気になったので全力で考察してみた。
・物語の要約
『機動戦士ガンダム』は、地球連邦とジオン公国との戦争を描いたロボットアニメです。主人公アムロ・レイは、連邦の試作モビルスーツ「ガンダム」に乗り込み、ジオンのエースパイロット、シャア・アズナブルと対峙します。戦争のリアルな描写と複雑な人間ドラマが魅力であり、また本作を通じて「正義」とは、単純な善悪の二元論ではなく、立場や視点によって異なる複雑な概念であること。正義とは一方的なものではなく、対立する双方の視点を理解し、価値観の好き嫌いから成り立つものだと教えてくれます。
・名シーンや名言
同作には感動の名シーンや名言が多数出てきますが
アムロ『二度もぶった。親父にもぶたれたことないのに!』(生意気な碇シンジかよ!)
シャア『見せて貰おうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを・・・。』(シャアといえばコレよね!)
ランバ・ラル大尉『ザクとは違うのだよ!ザクとは!!』(グフも大したことねーよ!)
などはアニメ史に残る名言として歴史に刻み込まれている。かっこいい!!
・シャアとは?
「赤い彗星」の異名を持つジオン公国のエースパイロット。本名はキャスバル・レム・ダイクン。ジオン公国の祖である父親がザビ家(ジオン公国の中枢を担う一族)に暗殺されたことで復讐を誓い、仮面をつけて正体を隠しながらジオン軍に潜入する。卓越した戦闘能力とカリスマ性で知られ、多くの人々から恐れられ、また尊敬もされる。彼の複雑なバックグラウンドと冷徹な決断力は、ガンダムシリーズの中でも特に特徴的である。
・マネジメント/コミュニケーション/組織統制スタイル
①徹底的な準備:周到な準備の上での先読みの力を駆使して、部下を効果的に管理します。
「戦いとはいつも2手3手先を考えて行うものだ」もまた名言中の名言。
この言葉から戦局がどのように動いても対処できるよう準備を怠らない姿勢の重要さを示しています。
②一貫した態度:冷静かつ明確なコミュニケーションを行い、部下や上司に対し一貫した態度を示します。
作品を通じて信念がブレるところを見たことがない。ブレない=尊敬されるリーダーの信頼を得ている。
③したたかさ:目的の達成のためには周囲の犠牲を顧みない「したたかさ」を持っている。
青年時代に瓜二つのシャア・アズナブルと出会い、彼を説得し人生を入れ替わることでジオン軍に入隊。
本物のシャアはザビ家の刺客に暗殺される。本来の自分(キャスバル)は『暗殺』でこの世から抹殺し、
復讐者として新しい人生を手にいれるこのしたたかさ。凄まじい精神と行動力である。
・代表的なシーン
巧みなコミュニケーションで起死回生を生み出す事例を見てみよう!
『戦いとはいつも2手3手先を考えて行うものだ』
先述してこの言葉もまた名言であると記しましたが、
コミュニケーションにおいてもまた戦略的に先を読んでいるのが分かる事例を紹介しよう・・・
シャアは部下をアムロが潜伏している宇宙コロニー『サイド7』へ派遣します。しかし部下がシャアの命令に従わずサイド7を攻撃し、3機あったザクのうち2機を失ってしまいます。大切なザクを2機も失い、上司のドズルに報告しないといけない場面において、
普通ならであれば・・・
シャア『申し訳ありません!ザクを2機も失ってしまいました!!!』
ドズル『貴様ぁぁぁ!何ぉぉぉをしとるんだぁーーー!!』
と全力で怒鳴られるのが想定なのですが、シャアは二手も三手も先を読む男。一筋縄では行きません。怒りをあらわにするドズルに対し、シャアは冷静に一言を告げます。
シャア「連邦軍のV作戦をキャッチしたのです、ドズル中将」
ドズル「よくやった」
シャア「しかしザクを2機失いました」
この時点で上司のドズルはこの作戦は成功しており、ザクの消失はその為の犠牲と捉えます。
さらに・・・
シャア「帰還途中でありましたので、ミサイルや弾薬がすべて底をつきました」
ドズル「補給が欲しいのだな?」
この流れの凄さ、分かりますか?
凡人なら上司に激詰されるようなシーンでも、二手三手先を読むシャアともなれば、逆境をチャンスに変えることもお茶の子さいさいですわ!素晴らしいコミュニケーション術です!
・もしCEOだったらどんなマネジメントスタンスか?
シャアのマネジメントは3つの特徴を持っています。
①戦略的思考
②柔軟なリーダーシップ
③したたかさ
冷徹で頑固な側面があるように見えて実は部下の意見にきちんと傾聴、彼らの意見や提案を聞き入れ、最適な判断をするための柔軟性を持っています。
CEOとして適切な組織フェーズとなれば、
どのフェーズでも軽やかにこなすイメージが湧くシャアではあるものの、特に成長期や変革期の怒涛の時期は適任であろう。
業界としてはIT・製造などのテクノロジーかコンサルティングファーム、投資銀行、投資ファンドなど、中長期的な視点で多角的な情報を処理しながら事業を進める産業には適任かと思われます。
・ミッション・ビジョン・バリュー
では最後にシャア・アズナブルの思想をミッション・ビジョン・バリューで表現するとどうなるでしょうか。
ミッション(Mission)
人類の革新
ビジョン(Vision)
ニュータイプの時代
バリュー(Value)
冷徹したたかさ
圧倒的自信
坊やだからさ
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