あの頃の夢をみんなで叶えた世界に生きている
サブスクで世界中の音楽が聴ける。
夢のようだよ。
だけど懐かしい。CDレンタルショップ。
300円でアルバム一枚レンタルしてたあの頃。
一曲一曲が、すごく貴重で、歌詞カードをじっくり読みながら音楽を聴いてた。好きな人が好きなアーティストと聞けば、その人の「好き」がどのあたりなのか想像したものだ。
こういうところであの人は感動したのかな。
こういうフレーズが好きなのかな。
好きが似ていたり、同じだったりした時の「なんだか運命かもしんない!」という興奮。
実際は、ただみんな流行を追ってただけかもしれないし、みんなが好きになるように計算された作品だったのかもしれない。
それでも、音楽や本、絵、色々な「選べる好み」を楽しんだ。
この話をするのは「昔はよかった!今の世の中はけしからん!」というのでは全くなく、あの頃憧れていた世界になったんだと、まずはその「あの頃の大半の人たちの夢」が叶ったことを、もう少し喜んでもいいんじゃないか?ってこと。
定額で映画が見放題だったら
家で映画が見れたら
指一本でマイベストリストをつくれたら
カセットをダビングせずに見えない何かでスピーカーに繋げたら
遠く離れたあの子と、眠っている間も無料で電話し続けられたら
飲みに行ってばかりの彼氏が今どこにいるか動画通話で安心できたら(結局中洲にいたりするんだが)
子供の居場所が発信機で簡単にわかったら
その「あったらいいな」を、その道に進んだ人たちが、熱を持って研究してくれたんだよ。
そして、叶えてきたのが「今」
あんまり文句を言いなすな✨
ありがちゃー!ありがちゃー!て言うとこよ、ね。
今の「あったらいいな」も、きっと叶っていくよ。
今、ダウンロードやサブスクでCDが売れないって、我々も含めミュージシャンが嘆いてる。
確かに困る。
でもね、じゃあどうするかをみんな考えてるよ。
今はジタバタしてる。
でも大丈夫だよ。
だって、サブスクで聴こうと、ダウンロードで聴こうと、街には音楽が溢れてるじゃん。
あ、写真は、もうすぐお誕生日の
岡部聡にーさん。
にーさんおめw
あの頃の私が作った今の私は
もしかしたら、間違っているかもしれない。
今の私は、未来の私を苦しめるかもしれない。
それでも、一生懸命生きてるよ。
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