シンガポールで就職活動③
シンガポールで人材紹介会社に登録したものの、結果的には良いご縁はありませんでした。
(某人材紹介会社で当初担当してくれていたYさんという方がいらしたのですが、彼女は熱心でとても親身になってくださり、私も信頼をおいていました。ところが、私の日系企業での選考途中でYさんが家庭の事情で退職。
新しく私の担当になったNさんは、残念ながら報告ができないタイプの人でした。申し訳ないけど、彼を比喩するなら”飛んだら戻ってこない伝書鳩”)
人材紹介のNさんに任せてばかりでは進む話も進まないので、同時に直接応募もすることにしました。
私が使ったサイトはJobStreetです。
JobStreetでは、企業に直接応募、或いは、様々な人材紹介会社が掲載している求人に応募をすることができます。
まずは試しに・・・と思い、JobStreetで学校のアドミン事務兼営業職(ローカル企業経営)の求人に直応募してみました。
すると何ということでしょう。
書類選考、一次面接(英語)、二次面接(英語)と進み、二次面接の翌日には内定の電話をいただきました。応募から2週間のことです。
シンガポールで初めての内定、しかもたったの2週間で。
業務内容も希望にマッチしているし、給与も希望の最低ラインぎりぎりだけど許容範囲内でした。
やった!! 嬉しい!!
嬉しいはずなんだけど・・・
嬉しい反面、私の脳裏にふと不安がよぎりました。
”どうしてこんなに決断が速いの?何か事情があるのでは・・・?”
”こんなに簡単に仕事が決まるなら、別の仕事にも挑戦したほうがよいのかも・・・?”
”第一希望の日系企業の選考もまだ続いてるしな・・・”
手放しで喜べない自分がいました。
当時、第一志望の日系企業の選考中だったということもあり、そちらの選択を捨てたくありませんでした。
そして悩んだあげく、内定を辞退することにしました。
後々、私はこの決断を後悔することになります。
(結局、第一志望の日系企業は不採用、後日、中々仕事が決まらず焦ることになる。)
シンガポールでは、直接応募の場合、書類選考を突破するのは大変だと思います。応募先から返信が来ないことなんて日常茶飯事です。
ただ、面接に進み企業が気に入ってくれれば、内定までの決断は光の速さです。面接の翌日、いや、当日に内定の連絡がくることもしばしば。
当時の私はこの決断力の速さを疑ってしまったようです。阿呆・・・
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