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旬のアスパラガスをスペイン流に調理してみよう!

¡Hola!
春はアスパラガスが美味しいシーズン。スペインには野菜と卵を使った「フラメンカ風のたまご(huevos a la flamenca)」という料理があります。この料理は特定のレシピがあるわけではなく、シェフやレストランによってバリエーションは異なりますが基本は野菜とたまごを使うこと。今日は旬の野菜のアスパラガスでつくります。

フラメンカ風のたまご

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つくりかた

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材料(2人前)

にんにく…小1片
玉ねぎ…小1/2個
ピーマン…1個
アスパラガス…2本
生ハム…2枚(10g)
たまご…2個
カットトマト缶…200g
パプリカパウダー…2g
燻製パプリカパウダー…1g(なければ替わりにパプリカパウダー)
塩…適量
(砂糖…適量)
オリーブオイル…大さじ2

①たまごを冷蔵庫から出しておく。ニンニク小1片、玉ねぎ1/2個、ピーマン(緑でも可)1個を粗みじん切りにする。根元の皮を剥いたアスパラガスを斜め切りにする。生ハムを適当に手でちぎる。

②鍋にオリーブオイル大2と①のニンニクを入れて弱火にかける。

③鍋のニンニクが薄く色づきはじめたら①の玉ねぎとピーマン、塩ひとつまみ入れ炒める。

④玉ねぎが半透明になったら①のアスパラガスを入れサッと炒める(およそ1分)。

⑤鍋に①の生ハムを入れサッと炒める。

⑥パプリカパウダーを入れて全体に和える(注・焦げやすい)。

⑦パプリカパウダーを和えたらカットトマト缶200gを入れて煮る(およそ3分)。

⑧味見をしてトマトの酸味が強く感じるようなら砂糖をひとつまみ入れる。塩が足りないようなら足す。

⑨鍋の具を耐熱皿(グラタン皿)や土鍋に入れる。具に窪みをつくり、たまごを割り入れる。

⑩220°のオーブンで加熱する(およそ6分)。

ポイント

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少し厚めに切るとアスパラガスの存在感UP!

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手順はザッとこんな感じです。

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トマトの酸味が強い時には砂糖の甘みを少し加えてあげると角が取れて味に一体感が生まれます。塩加減は生ハムに塩気があるので皿に移す手前の段階で足りなければ足すくらいでOKです。

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窪みをつくってあげるとたまごが収まります。

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あとはオーブンに入れてたまごが半熟に固まるのを待ちましょう。

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完成です!スプーンでたまごをくずして混ぜながら食べてください。

おまけ

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今回、耐熱皿として使用したこのスペインの土鍋はカスエラ(cazuela)と呼びます。これで直径15cmほど。このままフライパンのように火にかけたりオーブンに入れたりと調理器具として利用したり、そのままテーブルに供することもできて便利。土鍋なので保温性も優れています。

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パプリカパウダーはスペイン料理には無くてはならないスパイスNo.1!本国ではピメントンと呼ぶのですが甘口、辛口、燻製とバラエティに富んでいます。昔、南米から持ち込まれた唐辛子由来の野菜ピミエントで作られるのですが、形は似ていても日本のパプリカとは異なります。燻製香のついたピメントン(写真)を日本のスーパーで発見したのは驚きでした。

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それではまた次回。chao!

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