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「ユーザーの感じ方」を考える

昨日、レッスンをやめる生徒さんの親御さんから一通のLINEをいただきました。この生徒さんは中学3年生で、毎週元気に通ってくれていたのですが、夏休みから本格的に受験勉強に入るということでレッスンをやめることになりました。そして。この生徒の親御さんからいただいたLINEの内容の一部に、『唯一「今日行きたくない」ということなく続けれた習い事でした。』とありました。これは僕がレッスン内容を色々と変えてきたことによる一つの結果ではないかと思い大変嬉しく思っています。レッスンをさせていただくようになってから2年3ヶ月が過ぎました。僕は「人生そんなうまく行くことなどない」と思っている派なので(そんな派閥あるのか)、いい結果がすぐに得られるなんて、3年目でこのような結果が得られるなんて思っていませんでした。

この嬉しい経験を元に、今後のレッスンの方針を考えていこうと思います。

今後僕が大切にしていきたいことは、
「ユーザーの感じ方を考える」です。
ユーザーとは生徒さん、お客さんのことです。僕が大好きなスティーブ・ジョブズ関連の書籍でお客さんがユーザーと呼ばれていることが多いので、これを真似してユーザーと書いてみます 笑

商品を売る際、レッスンというサービスを提供する際、その機能性だけでなく、それに対してどう感じるかを考えていくべきではと思います。

いったいなぜこのように考えたのか。

先日辞められた生徒さんが通っていたレッスンのクラス、このレッスンの内容は、まあまあハードなんです。結構疲れる内容なんです。初心者向けレッスンと言って募集しながらもハードなレッスンをしていた鬼のような僕ですが、そのような中、「行きたくないと言わずに通えた」との結果が得られましたこれは考察して今後に活かしていくべきであると思いました。

このレッスンの内容は、K-POPやJ-POPの本人と同じ振り付けを踊るクラスです。これで、レッスンのハードさがお分かりいただけたでしょうか。皆さんが普段TVやTikTokなどで見る、BTSなどのトップアーティストと全く同じ振り付けを踊ることになるという内容です。

とても単純な考え方かもしれませんが、ユーザーの興味・モチベーションを抑えておけば、多少ハードな内容でも、通い続けてもらうことができるのではと思いました。内容を簡単にするとマンネリ・飽きがくるかもしれません。ですが、興味の部分を抑えておけば、レッスン内容の難易度を柔軟にコントロールすることができ、打ち手が増えるのではと考えました。

僕はいま初心者レッスンをしていますが、日本の人口は今後減っていくので、そのうちハードめのレッスンもサービスとして展開しなければ、商売ができる領域を増やさなければと考えています。また、海外の方は初心者用の内容はわざわざお金を払わずにYouTobeなどで独学で行うことが多いようで、海外展開を考えると、やはりハード目のレッスンのサービス枠は作っておかなければと考えています。

そしてここへの突破口は、
「ユーザーの感じ方を考える」
ではないかと昨日考えました。

機能面、難易度で内容を調整するのではなく、ターゲットユーザーの感じ方をフォーカスし、レッスン内容・サービス内容を作っていく。
そう考えると、ペルソナモデルという考え方はやはり重要であると再確認できます。

今後は「感じ方」をフォーカスして色々試していこうと思います!

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