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「機能」よりも「感じさせ方」

さて。今日の記事のトップ画像。これを見てピンとくる方はいったいどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
懐かしいですね。
「笑っていいとも」ぐらい懐かしいですね。
これは懐かしのiPod nanoです。
noteのユーザーさんはこれがわかる世代が多いと思い込んだ状態で、本日の記事を書いていこうと思います。

今日は、
誰もが知るAppleの創業者、スティーブ・ジョブズ氏の言葉
「ユーザーは考えずに感じる」
そして、
キングコング西野さんの
「落とされにくい城(活動領域)を作っておいた方がいい」
という言葉を元に、

今後の私のプロダクトデザイン、
ダンス活動における「作品づくり」について書いていきます。

まずiPod nanoが売れた要因に触れましょう。
これに関してはさまざまな評論が繰り広げられています。それらのうちのひとつに
「iPod nanoに触れたいとユーザーに思わせたから」
というものがあります。

覚えていますでしょうか。iPod nanoの操作方法を。白くて丸い部分を擦り、タッチパッドのように操作します。この斬新な操作方法が、ユーザーに「体験の欲求」を植え付けたと言われています。
単純に考えれば、S◯NYのW○LKMANの方が、操作はシンプルで単純なので、機能性の面で言えばW◯LKMANの方が優れているはずです。しかし、IPod nanoが広告などを見た人たちに「触れたい」「この体験を手に入れたい」と思わせた結果、iPod nano
が爆発的にヒットしました。

このことから、多くのユーザーは「機能」よりも「感じ方」の部分でひかれるのではと、私は考えました。
この考察が当たっているかどうかはわかりませんが、技術が発展し、食、モノ、コンテンツ、あらゆる分野においてクオリティがほぼ横並びになっている今の時代、機能性とは別の部分で戦う姿勢は必要であると思うので、挑戦するしかないと、私は思っています。
とりあえず現在はK-POP、J-POPのコピーができるレッスンを実施、またSNSでの発信を行なっています。
ユーザーに、「私も踊ってみたい」と思わせる戦略です。
これにより、クオリティではない、興味や感じ方の部分で勝負をかけています。
現状、紹介での新規受講者がそこそこ増えました。

K-POPはとても流行っていますが、実際に対面で教われる場所はまだそんなに多くないです。
自分オリジナルのハイクオリティの振り付けもいいと思いますが(僕は好きですし、受けたりします)、売りものとして相応しいかどうかはまた別問題かなーと思います。

キングコングの西野さんが「落とされにくい城を確保しておいた方がいい」とおっしゃていました。確かに今の時代、クオリティの部分に関しては簡単に模倣されてしまうので、クオリティをストロングポイントにしてしまっては、落とされやすくなるなーと思います。
(しかし、クオリティが高いのは必須条件)
(今ダンス上手い人多いので、すぐに淘汰されそう)

今後は、
クオリティの部分をもちろん確保しつつ、ユーザーに「体験させたい」と思わせるような狙い方で活動していこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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