現状から引き算方式で変えていく
やりたいことが出来ない。
本当はやりたいけど、どうしても前に進めない。
それは、環境や他人のせいではなく、自分が荷物を背負いすぎている、自分で自分を鎖でつなぎ、足枷をつけているからかもしれませんよ。
この記事を開き、読み進めるあなたは、長い眠りからさめて、本当の自分と出会う時が近づいています。
何かをやりたい、始めたいのなら、何かをやめなくてはいけません。
その答えを知っているのは、もちろんあなた自身です。
出来ない、やりたいのに邪魔される、でも、時間もお金もないし。
まわりが色々言うから、あの人が言うから、本にそう書いてあったから。
それは、やらないでいたほうが安心するための、免罪符となっていませんか?
シンプルに、「言い訳」というものです。
それがダメなわけではなく、それならそれで、その方が安全なところにいられるため、その自分も認め、受け入れてあげましょう。
そんな自分に気付けたら、「あ、そうか。なんだかんだでやりたくないのか」「やりたいことではないんだな」と思えばいいのです。
それでも、何かモヤモヤして、消化不良で、腑に落ちない感覚が残るのであれば、何かを捨てて、自分を解放するしかありません。
現状を変えたい、自分の人生を取り戻したいのなら、今いるところから「引き算」で考えてみるといいでしょう。
忙しくなるのは、前に進めなくなるのは、過去の栄光にすがったり、これまでにやってきたことを、無理をして維持しようとするからではないですか?
人は変わるものであり、人が集まって形成する社会もまた、生き物として変化し続けます。
昔はそうだったかも知れないけど、今は違う。
それは当たり前のことで、そこに良いも悪いもないし、優劣も存在しません。
幼い頃を思い出してみて下さい。
楽しいと思うものが、次から次へと出てきます。
ですが、振り返ると、去年まで楽しいと思っていたことが、パタッと興味がなくなって、全く別のことを今はやっている。
その次も、そのまた次もそうではなかったですか?
保育園、幼稚園。
小学校低学年、高学年。
中学一年生、三年生。
高校生、大学生。
社会人。
20代、アラサー。
30代。
40代、50代。
アラ還、シルバー世代。
それが大人になるということであり、年をとるということであり、それはつまり「生きる」ということそのものだということなのです。
それぞれのライフステージによって、興味のあること、出来ること、出来ないことは変わっていくものです。
あなたが今、あなたの人生のどの地点にいるのかわかりませんが、今、現時点でやりたいことがあるのなら、辛くなってきたこと、やりたくないこと、別に楽しく感じないことは、もうやらなくてもいいということ。
むしろ、やらない方がいいのです。
私たちは、自然の循環の中で生きているのですから、あなたがそれをやらなくても、やめてしまっても、なるようになっていき、うまく回るように出来ています。
面白くもなんともなくなったことは手放し、やめてしまえば、次にそれをやりたいという人が必ず現れます。
その次の人へ、気持ちよくバトンを渡し、あなたは次のステージへ進んでいいのです。
あなたが何もかもを支配しようとし、あなたが頑張って全てをこなそうとする限りは、次の誰かは現れませんし、あなたも次のステージへは進めないでしょう。
「引き算」で考えていき、選択と行動をシフトさせていくためには、社会や世間の常識を基準にするのではなく、あなたの「心の声」を聞いて決めてみて下さい。
「引き算」によって削ぎ落とすものは、以下のようなもの。
頑張ってやらないと成立しないこと
我慢によって成立していること
別に楽しくもなんともないこと
ストレスしか感じないこと
嫌な気持ちにしかならないこと
昔みたいに楽しめないこと
ワクワクしないこと
眉間にシワが寄るようなこと
明るい未来をイメージできないこと
体が重く感じること
表現は様々ですが、全て同じ意味で、あなたの心と体が必ず教えてくれるはずです。
怪我や病気も、あなたを導くためのサインで、それ以上は行くな、そっちではないということ。
そして、それらをやめる、もしくは減らすことによって、あなたは身軽になっていき、どんどんやりたいことをやれるようになります。
これから、背負いすぎた荷物をひとつずつおろし、必要な誰かに渡し、あなたはあなたらしく生きるステージへと歩き出すタイミングです。
「引き算」で考えてみて下さい。
何をやめるか、何をしないか。
完全にやめなくても、どこを削り、どれを減らすか。
少なく、小さくして出来たスペースに、今のあなたにピッタリなものが必ず現れて入ってくるはずです。
宇宙は常に、完璧に出来ていますので、全てはベストタイミングであり、ベストマッチの状態が続きます。
その流れを止めていたのは、他でもなくあなた自身です。
あなたが何かを手放すことから、全てが始まります。
さて、あなたは今から何を手放し、何を得るでしょうか?
楽しみですね。
これから、あなたの本当の人生。
あなただけの物語が始まりますよ。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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